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クラウドエンジニアになりたい;;

先月AWS Certified Solutions Architect - Professional試験(以下AWS SAP)にギリギリ受かったので、記憶が残っている内に色々書いておきます。

はじめに

AWS SAPはArchitect系の資格の中で最難関の試験とは言われています。が、これを書いている人間(私)はAWSは暇つぶしにやったEC2とRDSを立てるハンズオン以外でほぼ触っておらず、インフラの薄い知識とアプリの知識が皆無な状態でかろうじて会社員をやっているような奴です。こんな人間でも要点さえ押さえればギリギリ受かるので、皆さんは安心して受けてください。

試験に向けてやったこと

試験に向けてやったことは以下のとおりで、実質1-2週間くらいで準備しました。

〜試験2日前

試験の概要把握とAWSサービスの理解に可能な限り(半分サボりながら)取り組みました。サービス仕様やブラックベルトを漫然と読むと時間切れになるため、基本は問題を大量に解いて理解不足な箇所を洗い出し、ブラックベルトを読む形で対策しました。
具体的に使った教材は以下のとおりです。

  • AWSの試験ガイド(https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-pro/AWS-Certified-Solutions-Architect-Professional_Exam-Guide.pdf)
    どんな観点で勉強をしていけばいいのか、最低何問取れれば受かるのか、ガイドを読んで把握しました。

  • Udemyの模擬試験(https://www.udemy.com/course/practice-exam-aws-certified-solutions-architect-professional/)
    模擬試験3セット分で、実際の試験の時間に合わせて解きました。TOEIC2点なので解くのにメチャクチャ時間を使った……正答率50%くらいだったので、知らないサービスや理解が足りないサービスに焦点を当て、Blackbeltで片っ端から調べてノートにメモして復習しました。

  • AWS公式のサンプル問題(https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-pro/AWS-Certified-Solutions-Architect-Professional_Sample-Questions.pdf)
    演習の数をこなすために追加で利用しました。正答率60%くらい。解いた後のフォローアップはUdemyの模擬試験と同様です。

  • Tech Stock(https://techstock.jp)
    更に問題量をこなすために3ヶ月4000円ちょいで契約して利用しました。正直これが一番試験の傾向把握・サービスの理解度確認という意味で使えたかもしれません。全581問ありましたが、まぁまぁサボったため結局100問くらいだけ解いた状態で試験に突入するハメになりました……

試験前日

試験前日で圧倒的に演習量が足りず、サービスも半分以上理解できてないまま試験前日を迎えてしまう。諦め全開でもう終わりだよこの試験、バイバイ1.5万円、とネムネムの顔でしらけ気味にガタイをベッドに投げ酒を飲んで寝ます。

福本伸行, “賭博堕天録カイジ (1)”, 講談社 (2004)

試験当日

はーっ何かやる気が起きないなぁ、全然勉強してなくてこの試験は捨て回だからね。とぼやきながら朝イチで自宅のPCから受験しました。試験の所感は以下のとおりです。

  • Well-Architected Framework(WAF)に沿ってる選択肢が大体正解なので、分からないサービスが出てきたらWAFに問いかければ何とかなる。

  • 意外とお受験特有の消去法が有効。どの問題も選択肢を2つまで絞り込める。

  • 全体としてエンタープライズ系のデータ利活用/クラウド移行/野良クラウド撲滅的な話が多く、開発経験がなくともその手のコンサル/営業の経験があるだけでも経験値を元に意外と解ける問題は多い。

  • とはいえサービスの理解が浅いため、問題の読解にはまぁまぁ時間を使ってギリギリまで時間を使ってしまった。

解いた直後はまぁ取れてて7割弱かな……と意気消沈して終了即酒盛りしていましたが、1時間後くらいに合格おめでとうメールが来て目を疑いました。スパムか?

後日スコアが発表されたのですが……

一問落としてたら不合格!!!!!!ただまぁ受かったらのでヨシ!!!!!!!

次に向けて

合格したとはいえ、試験のための勉強に終始してしまった感は否めません。しかもサービスの理解はガバガバどころかスカスカです。
次はDevOpsでも受けようかと思っていますが、その際は実機もしっかり触りつつ、きちんとサービス理解も深めながら対策したいと思います。

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