マルタイラーメン ご当地シリーズ


九州とんこつ系

九州はどこもラーメンと言えばとんこつ白湯系であり、以下の4つはその再現を目指したものである。ほとんどの即席めんブランドのとんこつは再現度が低い、ないし分量を間違えると不味いものが多い中で、以下の4種の再現度の高さは貴重である。なお同じマルタイでも低価格帯の「屋台とんこつ風」は再現度は低い。ご当地系が特殊である。

博多
正統派の博多屋台とんこつ風味。これらの中では比較的あっさりしているが、博多で食べるラーメンの再現度は高い。薬味はゴマ。

久留米
久留米はとんこつ白湯系の九州ラーメン発祥の地であり、リスペクトで福岡から2つ目として選ばれている。その特徴は洗練されていない獣臭さ、濃厚さであり、正直本製品のその点の再現度は高い。ただ獣臭さから初心者向けではなく、九州味めぐり7個パックから外されているのも宜なるかな。

熊本
とんこつ白湯としてはクセが抑えられ、その代り焦がしニンニクとマー油で風味を特徴づけている。ニンニクに抵抗がなければ、スープのクセのなさという意味ではむしろ初心者向けとも言える。

鹿児島
粘度の高いスープで久留米と同様に濃厚だが、獣臭さは抑えられておりむしろ食べやすい。個人的にはこれが一番好みのバランスである。薬味はネギ。

九州創作系

九州はどこもラーメンと言えばとんこつ白湯系であり、長崎ちゃんぽんが辛うじて鶏白湯系である。ただ全部とんこつ白湯では単調になると思ったか、有名なご当地とんこつラーメンがない4県については、当地の名物食材をイメージした創作ラーメンになっている。ただ、とんこつ以外は他ブランドも十分に強いので、あえてこれを選ぶかとなると要考慮と言ったところである。

長崎(あごだし入り醤油ラーメン)
未食

宮崎(鶏塩ラーメン)
液体スープ。鶏塩味ということで、チキンラーメンや味覇/創味シャンタンなど中華チキンスープの味に近くなるが、それらよりも上品な味にまとまっている。旨味も強く、正麺旨塩やラ王ゆず塩より好み。麺はミスマッチ(むしろラ王ゆず塩に合う)。美味しいのは確かだが、無二ではないので取り寄せで買う必要があるかは微妙。

佐賀(牛塩ラーメン)
牛の清湯に牛脂をかけて食べる。のり付き。全体に上品で、魚介を使わずともこの味が出せるのはマルタイの努力か。牛脂を入れると独特の風味になる。悪くはない。無二なので好きな人は取り寄せてもいいだろう。

大分(鶏がら醤油ラーメン)
未食

北海道系

札幌みそ

旭川しょうゆ

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