【DAO大解剖①】分散化された世界における意思決定
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【DAO大解剖①】分散化された世界における意思決定

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見知らぬ人同士で資産を募り、1つのプロジェクトに投資するという概念は以前から存在し、クラウドファンディング、P2Pレンディングプラットフォームによって世界中で実現されてきました。しかし、いわゆる組織(チーム)が存在しない、非中央集権的プラットフォームでも同じことを行うことが可能ということを、想像することができますか?

DAO(Decentralized Autonomous Organization)の世界へようこそ。
このシリーズでは異なる種類の様々なDAOを比較し、伝統的な組織体制との違いを深い分析とともに導きます。よくある勘違いにも触れながら、DAOの将来的なポテンシャルは何なのか探っていこうと思います。

DAO (Decentralized Autonomous Organization)とは何なのか?
簡潔にいうとDAOは従来と異なる組織の形です。伝統的な組織はApple、Google、ToyotaなどのCorporation、法律事務所、ファミリーオフィスなどで使われるLLC、VC・PEなどで使われる有限責任組合などになります。他の組織と同じようにDAOでも、異なる個人や組織から資産を募り、その資産で何を行い、どのように利益を分配するかを決めることができます。

他の組織形態と異なる点は、DAOが分散化されているところです。完全に自律的で、(一部の例外を除いて)DAOは組織全体の意思決定を担える、人やマネジメントチーム、役員などがいません。また、ブロックチェーンなどで透明性のあるコンピュータプログラムで運営と意思決定プロセスが明確化されている点において自律的でもあります。

現在のDAOのあり方と将来的な影響
現在、市場において多くのDAOが登場し始めています。

  1. PleasrDAO Defi業界におけるリーダー、NFTコレクター、デジタルアーティストなどによって構成されたDAOで、SnowdenのNFTを$5.5M、DOGE memeを$4Mで購入している

  2. BLOCKS DAO LLC Wyoming Stateの法律を活用し、米国で登録された最初のDAO

  3. BitDAO 今年の6月に設立され、既に$23Bの時価総額がある。DeFiプロジェクトに出資したり、提携先に流動性を提供している。

  4. YGG (Yield Guild Games) ゲームアセットを保有し、プレイヤーが稼ぐことができるPlay-To-Earn経済の先駆けとなっている。

今後、もしDAOが他の異なる形態の組織を全て代替することがあれば、株主、取締役会、CEO、そして会社という概念は過去のものとなるでしょう。


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