#エッセイ#ゆたかさって何だろう 今は笑おうパート2 「笑和56年 (ブレない)と、言う事」
バッハ松原。私が小4の時に同じクラスだった女子だ。昭和の頃は1クラスに40人程いた為、一年間、ほとんど喋らない子もざらにいて、バッハ松原もその一人だった。このあだ名は天然パーマでピアノが上手かった彼女に私が勝手に付けたもので、クラスメイトが彼女を呼ぶあだ名は別にあった。彼女はおとなしくて存在感は、ところてんと匹敵するくらいだったが、私は彼女に一目置いていた。どんな縁があるのか分からないが私とバッハは小1からずっと同じクラスで、彼女の動向を誰よりも見ていたからかもしれない。大抵