憧れの78
憧れの86みたいなタイトルだが、憧れの78だ。エバレットのボーイングファクトリーで、78の刃のような翼を見なければ、僕はエアラインパイロットを目指していなかっただろう。それほど、
ボーイング787の翼は美しかったのだ。
純粋にカッコいいと思った。あの時僕の目は輝いていたと思う。ツアー案内のいかにもコーラが好きそうな、アメリカ人兄ちゃんのマイクの熱も籠る。78の素晴らしさを力説しているのを横目に、僕はただただその美しさに見惚れていた。
その78が今こうして目の前で動いている。僕はコックピットトレーニングそっちのけで、シャッターを切る。ただの飛行機少年だ。
いつかあの78を操縦しよう。
そんなこんなで、最近78が結構来るようになった。嬉しい。訓練の時に出くわすかもしれないな。そうなったら、嬉しいなぁ。
さて、今日の午後またもやスタバで本を読んでいて、どうにも内容がしっくり入って来ない。何故だか分かった。答えはシンプル。文章が下手。文章というか、構成が下手なのだ。これは残念だ。相手に何かを伝える技術は、
構成力と簡潔さが必要だということが分かった。
コミュニケーションもそう。ATCもそう。
ダラダラ言わず、
サクッとスッとビシッと決めよう。