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中国語の発音

中国語の勉強で最もウェイトが高いのは発音。

その発音は声調によって分類される。

第一声(陰平) 高→高の発音。
第二声(陽平) 中→高の発音。
第三声(上声) 半低→低→半高の発音。
第四声(去声) 高→低の発音。

でも、この声調を図示されたものはほぼ始点と終点が同じになっている。

ピンイン

確かに、各声調の高低を表すにはいいかもしれないが、若干不親切な部分もある。
実際に各声調を使って発音すれば分かることだが、それぞれに発音に要する時間が異なっている。
第三声と第四声を比べてみると、その差は歴然とするだろう。

中国語で会話をしているとあまり気にはならなかった。
せいぜい、知らない単語が出てきて発音を確かめたり辞書を引いたりするときに声調を気にかけていた程度だった。

しかし、普通话水平测试研究组, 普通话培训研究中心编『普通话水平测试专用教材』(北京理工大学出版社)には、各声調をしっかりと表している図があった。

普通话四声调值时长

これは非常に分かりやすい!
こういう図を、是非日本で出版しているテキストなどに採用してほしい。
「大して違いはない」とは言われるかもしれないが、これまでの高低軸のみから次元を増やし時間軸を加えるだけで、声調のイメージがより一層容易になるのではないか?


・・・と思うのは自分だけ?


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