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子供たちと昆虫について

こんにちは。

プロフィールにも書いているように
私は昆虫が好きです。
なによりカブトムシ・クワガタが好きで
30代半ばになった今でもワクワクします。

今回は私がカブトムシ・クワガタに
ハマるようになったきっかけをご紹介
するとともに、最近の子供たちと
昆虫の関わり方について書きたいと思います。


1.私がカブクワにはまったきっかけ

私がカブトムシと最初に出会ったのは
山に取りに行った時でした。

いつだったか記憶は定かでないのですが
私の叔父が小学生の頃によるにカブトムシを
取りに山に連れて行ってくれたことを
今でも鮮明に思い出します。
90㏄ぐらいのカブの後ろに乗せてもらい
真っ暗な道を進むと、
突然現れる公衆電話ボックス
なんかホラーみたいな展開ですが、
そのすぐ近くにある桃畑の廃棄してある
桃にいるわいるわ、カブトムシ。

そのガッチリした体格、ワイルドな動き
すぐにかっこいいと感じました。

そうして、カブトムシを飼育することを
おぼえていったのですが、
この頃はまだ他の子どもも通るカブトムシへ
興味があるレベルだったと思います。

ところが、ここからは明確に憶えているのですが
小学4年のときです。

私がカブトムシが好きやと知っている叔母が
ゆうパックのご当地お土産シリーズの
ふるさと小包というパッケージで
カブトムシの幼虫を飼育ビンに入れたものを
送ってくれました。

当時からカブトムシがイモムシからあの
たくましい姿に変身することは図鑑を読んで
知っていましたが、実際に見たことは
ありませんでした。

そんなときに届いたカブトムシの幼虫。
確か届いたのは4月ぐらいだったので、まさに
これから前蛹となってサナギに変化して
羽化する最もダイナミックなところを
観察できるタイミングでした。

もうこれが届いてからというものの
毎日穴があくほど飼育ビンを観察しました。
そして、自分の目で幼虫がサナギになり
成虫になるところを目の当たりしました。
今から思ってもここで完全にカブトムシに
ハマったと言えます。

当時クワガタはどうだったかというと
ものすごい憧れがありましたし
飼いたかったんですが、今から25年ほど前は
ブリードされたクワガタはあまり市場に
出回っておらず、自然で採れる場所も
知らなかったため、憧れで終わっていました。

そんな子供時代でしたが、小学6年で
バス釣りに目覚めてから中学高校とカブトムシに
触れることなく大人になりました。

そんな私に転機が再び訪れます。
結婚して長男が生まれて、夏のある日
大きい公園で子供を遊ばせていたところ
前職でお世話になった人に偶然出会います。
その人は公園の近くに住んでいるのですが、
「そういえば男の子やったらカブトムシいる?」と
突然のプレゼントを頂くことになりました。

実質25年ぶりにマトモに触れるカブトムシに
ものすごいトキメキを感じました。

そして飼育してみると子供の頃には知らなかった
カブトムシの生態を知ったり、飼育のコツを
つかんだり、新たな発見の連続です。

ここから私は再びカブクワにはまりました。

大人になって子供の頃の趣味を再開すると
ヤバいとプラモデルをガチでやっている友人が
言っていましたが、
その通りです。

特に今の時代はネットで色んな情報に
すぐにアクセスできるので、飼育の仕方であったり
トラブルシュートも非常にわかりやすく
昆虫飼育のツールも25年前とはくらべものに
ならないぐらいに進歩していました。

しかも大人になると当然お金もあります。
欲しいと思ったクワガタも自分の判断で
買うことができるのです。

こうして私はオオクワガタのブリードを
始めとして、国産の昆虫を飼育するように
なりました。

こうして自分の子供をきっかけに再び
昆虫にハマり始める方って多いようで、
ブログなどでカブクワについて書かれている
私と同世代の方の多くは同じパターンでした。


2.子供たちと昆虫の関わり方

こうして昆虫を飼育しているわけですが
うちの長男も小学生になったので
自分の友達や近所の子供たちと遊んでます。

そうして色んな子供たちに私も自慢の
カブクワも見せてやるんですが、
どうも子供たちを見ているとカブトムシに
憧れはあるものの、触らないんです。

カブトムシだけでなく、近所の原っぱに
子供と友達と虫取りをしても子供たちは
チョウや蛾に触れないんです。

理由は怖いから。

確かに昆虫の中には毒を持っている種類も
いるので親としてはついつい
「なんでもさわったらあかん」と
言ってしまいます。

私も息子や娘についつい言ってしまうことが
多いのですが、最近はこの風潮が強く
なってきた気がします。

ネットを調べれば情報がすぐに取れる反面
ネガティブな情報が優先的に出てきて
それが親を通じて子供たちの好奇心を
失わせてるのでないでしょうか。

昆虫は実際に触れてみると五感を通じて
本当にいろんなことに気づきます。

子供たちにはぜひ安全な環境で
昆虫に触れて、自分で見て感じる機会を
作ってやりたいと強く感じます。

今年はコロナの影響で実施できませんでしたが
昆虫の飼い方教室などで子供たちと
昆虫の面白さをつなぐ活動を行っていきます。

なんかちょっと真面目に書いてしまいましたが
とにかく少しでも昆虫の面白さに
子供たちが気づけると大人になって
虫が苦手という人も減るのかなと思います。


ちなみにいま子供向けの「カブトムシの飼い方」
のNoteを書いています。

市販の昆虫飼育の本を読んでみると
子供がわからないような話を専門用語を
そのままに書いていたり、
子供向けだからか間違った情報が
そのまま記載されているものもあるので
徹底的に子供に向けた「飼い方書」をNoteで
出したいと思っています。

お子さんがいらっしゃる方はご期待下さい!


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