新アリーナ準備室 コラム #1「アリーナとは、、?」
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新アリーナ準備室 コラム #1「アリーナとは、、?」


新アリーナ準備室コラム、第1回目は室長を務めさせて頂いている、浦からの発信になります。

今回は「そもそも、アリーナ」とは何なのか?」について、お話させていただきます。

アリーナとは

アリーナとは、「周囲に囲まれた競技場や劇場」のことを言います。
ラテン語の「アレーナ(arena)」が語源とされ、競技場のフィールドのみを指す場合と観客席を含めた建物全体のことを指す場合の両方がありますが
アリーナツアーとはそうした競技場としての機能を持つ施設で行うライブツアーのことを指し、そこで観客が座る席のことをアリーナ席と呼びます。

「体育館」と「アリーナ」

では、今われわれが試合を行う施設の大多数を占める「体育館」と、アリーナでは何が違うのでしょうか。

これには様々な見解・解釈があるかと思いますが、現在の体育館は「複数のスポーツが効率的に競技可能な施設」ととらえています。同じコートでバスケットボールはもちろん、バレーボール、ハンドボール、卓球、バトミントン、ソフトバレーなどが競技可能な設計になっています。
一例をあげると、我々が試合を行うほとんどの施設で、コート内にはバレーボールの支柱を指すための穴が開いています。即ち競技者目線で建てられた、スポーツを「する」ための施設です。

アリーナは逆に、観戦者、観覧者の立場、目線で建てられた、スポーツを「観る」ことに比重を置いた施設であるととらえています。ですので、アリーナには施設をぐるっと一周できるコンコースがあり、そこに飲食施設やトイレなどが効率的に配置されており、VIPシート、ボックスシート、ラウンジといったお客様の満足度を向上するための工夫が隅々まで凝らされています。体育館は競技用、アリーナは興行用の建物であると考えると、わかりやすいかと思います。

NBA Golden State Warriorsのホームアリーナ”Chase Center”

現代のアリーナに必要なこと

現代のアリーナに求められる要素は、ビジネスを主眼にした設計になっていることがポイントです。アリーナビジネスに最も重要のは、あらかじめどのような興行を開催していくかを計画し、その計画が遂行できるように設計していくことであると考えています。入念に計画されたスケジューリング、運用スキームを構築していくことが重要です。

またどのような形でマネタイズ(=事業を行うことによる資金化)していくのかを組み立てていく必要があります。今の日本のアリーナのビジネスモデルの多くが、アリーナを興行主に貸す「賃料収入」を主としたマネタイズモデルが多く、そこへの投資が進んでいないのが現状です。

これからアリーナ建設をめざす我々としては、建設計画の進行を目指すと同時に、アリーナビジネスを様々な角度で検証し、情報収集を行い、そして仮説を立てるのが重要と考えています。
マネタイズのポイントは興行収入、不動産収入、広告収入が主ですが、これをさらに細分化したいと思っています。例えば興行収入としてはどのような種類があって、どのように組み立てていくのかを学ぶ必要があると思います。

上記に含まれない新たなマネタイズポイントを開拓していくことも重要です。それには今後どのようなテクノロジーが発展し、どのような未来になるのかを想像する力が必要だと感じています。まずは現行のアリーナビジネスモデル、特に最も進んでいるアメリカのモデルを学んでいきたいと考えています。その上で、広島という地、それも、これからの広島に最も適したコンセプト、スキーム、ビジネスモデルを構築していきたいと思います。

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NBA Boston Celticsのホームアリーナ”TD GARDEN”

今後も定期的に新アリーナ準備室から情報発信していきますので、引き続き宜しくお願いいたします。


(株)広島ドラゴンフライズ 新アリーナ準備室 室長 浦伸嘉

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