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酸素と水素を見つければ。

おとといきのうのnoteでね、
「酸素」についてブログを書きながら、
なんだか、ふと思い出したのは、
吉本隆明さんが、
「酸素」と「水素」で「水」になる。
というのを、おっしゃっていたなあ。と。

それで、どんなお話しだったのか気になって、
しらべてみれば、
吉本さんと糸井重里さんの共著
『悪人正機』での
【「情報」ってなんだ?】(新潮文庫、249頁〜)
の章で載っていたのでした。

ある情報を捉えたり、
分析しようとするときには、たとえば、
「分析したい問題」を「水」として、
この問題が生じたときの
「酸素」と「水素」にあたる情報は何なのか?
を、うまく見つけることができれば、
どこの国のどんな問題だって、
だいたい当たるんじゃないか。

とのように、
吉本さんおっしゃっていて。

そして、さらには、
「酸素」と「水素」にあたらない情報を
いくら知ってても、
全く意味をなさないよ。
とも言われていて。

つまりはさ、あらゆる問題は、
「なにか」と「なにか」が化学反応されて、
生まれている。
ということだろうかなあ。

むつかしそうですが、
でも、なんだか、ふんいき的には、
どこかわかるような気もする。

「酸素」だけでは、
「水」にならないし。

「水素」だけでも、
「水」にならない。

その「酸素」と、
その「水素」にあたるものを、
見つけられるようになれたら。。。

そうこうしながらまた思い出したのはさ、
水の化学式「H2O」のね、
「H-O-H」
というふうにつながっている
水素原子と酸素原子とのあいだの角度が、
「104.5度」に決まっている。
というのを知ったときには、
なんかよくわかんないけど、
すごいー、って思いました。 

その「104.5度」のおかげで、
水ができている〜。

令和2年10月12日


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