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酸素汚染と呼吸。

詳しいことは述べられないんですが。
地球史では、とあるころ、
植物が急激に増えたことによって、
地球上の酸素の量が、
爆発的に増大した。

その酸素の増大に、
対応できなかった生物たちは、
すべて死滅した。

それらの生物にとっては、
酸素は、毒であり、
地球は、酸素で、
汚染されてしまった。

という話しをね、
どこかで聞いたことがある。

ぼくは、酸素って、
生命に必須だと思っていたので、
「酸素汚染」というのは、なんだか
ショッキングなことばと思ったですが。

でも、たとえば、酸素って、
物を燃やす手助けをしてしまうから。
酸素が多ければ、地球上で、
火事も多く起きるやもしれないし。
錆びたり、劣化したり、的な、
酸化だってしてしまうんだろう。

そう考えれば、ある意味では、
酸素が毒だ。とゆうのも、
詳しい知識は無いのですが、
どことなく、
うなずけるような気もする。

かたや、酸素で汚染された地球上にて、
なんとか生きてゆくため、
毒である酸素に適応するように
進化していったのが、
現在の生物なのでしょう。

それは、もう、
つよい、というか、
しぶとい、というか、
しゅうねん、というか、
なんというか。。。。。

ほぼ日でね、
先日まで連載されておりました
『最強の山岳ガイドは、9度もエベレストを登った。』
では、山岳ガイドの倉岡裕之さんが、
エベレストの頂上で、
フリースとダウンのワンピースという
たった2枚の服装だけでも、
酸素を吸っていれば、
手足が暖かくなって大丈夫。
とおっしゃっていて。

酸素を吸っていれば大丈夫。
無酸素だと寒いけど。(‥‥)
酸素を吸うと、
手足がぶわーっと暖かくなるのが、
てきめんに、わかりますから。
(ほぼ日刊イトイ新聞『最強の山岳ガイドは、9度もエベレストを登った。』第9回より引用です。)

これは、ぼくにはまったく
実感したことのない感覚なのですが。
でも、なんだか、
そういうことってあるやもしれない。
とも感じられる。

それだけ、酸素って、
不思議だし。
重要だし。
ある意味では、こわいし。
そして、つよいし。
みたいなものなのだろうかなあ。

呼吸して、
体中に取り入れた微かな酸素が、
今の僕を作ってる。そう信じたい。

令和2年10月11日


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