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バランスと秘密と過激のアルバム。

このまえのブログでは、Mr.Childrenの
『ALIVE』という曲のことをしるしながら、
その後にはさ、この『ALIVE』が収録されている
アルバム『BOLERO』をね、
ひさしぶりに聴いておりました。

『BOLERO』がリリースされたのは、
1997年3月なので、ぼくは当時、
中学3年生? なのかな??? おそらく、
そんな多感のころに聴いていた、という
思い出補正もあるやもしれないけれども、
『BOLERO』、大好きだなあー。

この前年にリリースされたアルバム『深海』とは、
対になっているとも言われているですが、
『深海』はコンセプトアルバムの名盤として
今でも話題でのぼることもあるけど、その逆に、
『BOLERO』は、どちらかと言えば
話題に成りにくいような気もする。

そういえば、当時、
『深海』のリリース直後のころだったかなあ、
CDショップを歩いていると、
【Mr.Children、ベストアルバム発売決定!】
という情報が書かれていて、ぼくは、
(おぉー!)と思った記憶もあるのですが。つまりはさ、
『深海』で収録されなかったシングル曲、及び、
これまでの曲が網羅されたベストアルバムが
リリースされる予定もあったやもしれないですが、
結局は、ベストではなくって、この
『BOLERO』というオリジナルアルバムがリリースされた。

『BOLERO』をあらためて聴きながら想いました
このアルバムのすごいところとは、たとえば、
アルバム『Atomic Heart』以後に発売され、そして
『深海』には収録されなかった四枚のシングル
『Tomorrow never knows』
『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』
『【es】〜Theme of es〜』
『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』、そして、
先行シングルとしてリリースされました
『Everything(It's you)』が、一枚の
オリジナルアルバムとして収録されていることかなあ。

アルバム『BOLERO』は、オープニングのインスト曲
『prologue』を含めて12曲収録なので、
約半数が既発のシングル曲で、しかも、
そのどれも個性が強くって、なおかつ、
まったくタイプのちがう曲で、さらには
『Tomorrow never knows』は2年以上前の曲だけれども、
違和感みたいなことは感じられなくて、また、たとえば
曲の寄せ集めという雰囲気でもなく、
バランスがとれている、と感じられるのは、
どんな秘密が隠されているんだろう?!
って、今でも、思ってしまうんだなあー。
それはさ、やっぱり
その他の未発表曲の個性もすごいから、
それらが集まることによって、
アルバムがまとまっているやもしらないか。

それらの曲がさ、とくに歌詞がさ、
あまりにも過激で、つまりは刺激的で、
世間知らずだった少年時代のぼくは、そんな
Mr.Childrenの曲と歌に憧れたんだなあ。。。

Brandnew my lover
Fuckする豚だ
果てしない 愛欲のA.B.C

そして X.Y.Z
All I want is you

Ah 長いレールの上を歩む旅路だ
風に吹かれ バランスとりながら

‥‥ってゆうような、
『Brandnew my lover』からの
『【es】〜Theme of es〜』へと繋がる流れとか、
今、聴いても、ぞくぞくしちゃうんだわ〜。

華麗な その秘密の手解きでやられたい!!!

令和5年3月27日


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