数年前の木

果てしない漢字。

せんじつのnoteでは、
「りっしんべん」の漢字をいろいろピックアップしてみる。
の2回目を申しましたですが。

それから6日が経って、でもね、
あたらしい「りっしんべん」の漢字は
なかなか見つかっていない。もう、
一般的なのはほぼ全部挙げてしまったんかなあ。

まだまだ、本を読みながら探してみますー。

そして、こんな感じでねぇ、
「りっしんべん」の漢字ないかなあ???
って思いながら読書しておると、
なんだか、いろいろ漢字自体のことも気になってきて。

そのせんじつのnoteのなかで申しあげました
出口治明さんの著書
『仕事に効く教養としての「世界史」』ではね。
かつての中国にて、行政の文書が
漢字で記されたことのメリットが書かれておりまして。。

 文書行政を核として統治を行なおうとしたら、漢字という表意文字は強力な武器になります。漢字には多くの情報量を埋め込むことができる。ツイッターを見たらわかります。140文字の中で書くとき、「情報」は2文字、「information」は11文字です。漢字は表意文字なので、文書行政にしても少ない文字数でたくさんのことが表現できるわけです。
(出口治明さん著『仕事に効く教養としての「世界史」』44頁より引用です。)

このところを読みながら、あらためて、
漢字って不思議だなあと感じたの。

なかでも、やっぱり「部首」よね!

さいきん探している「りっしんべん」はもちろんのこと、
ほかにも、
「にんべん」「ごんべん」「てへん」「けものへん」
「いとへん」「ころもへん」「しめすへん」「おんなへん」
「さかなへん」「つきへん」「にくづき」「さんずい」
「くさかんむり」「やまいだれ」「しんにょう」「もんがまえ」
などなど。。。

部首だけでも、雰囲気が掴めるし。
そこからなにかがくっついてくることで、
絵としてイメージができる気がするもん。

たとえば「にんべん」ならば、
「にんべん」である「人」が
「木」にもたれている光景より、
【休】の字になった。というのを聞いたことあるけれど。
じゃあ、【体】はどうなの?!
「人」が「本」を読んでいる光景なの?????

たとえば「ごんべん」ならば、
「言」と「舌」で【話】ってえのは、
けっこうリアルだよなあ、とも思ったり。

たとえば「てへん」ならば、
「胡麻をする」の「する」には
【擂る】という漢字もあるらしいけれども。
胡麻をすっているときのあのごりごり感がさ、
「手」の「雷」とは、詩だなぁ。って感じたり。

たとえば「さかなへん」には、
おさかなの種類の漢字がたくさんございますが。
それら以外でもね、
「魚」に「思」で【鰓】という字がさ、
えら呼吸の「えら」と読む、てゆうのも、
なんだかユニークだわー、と思ったの。えら呼吸って、
おさかなが「思っている」感じがするもん!

そんなような漢字って、もう、果てしない〜。

令和元年7月19日


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