グッドタイムズ、バッドタイムズ、この瞬間に。
先日のブログでは、神原一光さんの著書
『WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント』
を読んだことをしるしまして、そしてそのあとで
どうしても小室さんの音楽を聴きたくなってきて、
このごろのドライブでは、あらためて
2018年にリリースされましたコンピレーションアルバム
『TETSUYA KOMURO ARCHIVES BOX』を聴いております。
「T盤」「K盤」及びボーナス・ディスクの
「+盤」を合わせて9枚組全114曲、
収録曲がCDのリリース順(「+盤」を除く)になっていて、
小室さんプロデュースの歴史も感じられるのですが。
今のところはね、1995年リリースの
H Jungle with tの『GOING GOING HOME』からの
hitomiさんの『GO TO THE TOP』までを聴きながら、
ドライブ中、わくわくな時間を過ごしているの。
先述の神原さん著『WOWとYeah』の中では、
TM NETWORKデビューと歌手の方々への楽曲提供を経て
小室さんはすこしずつ「サウンド」、そして歌詞も含めた
「トータル」でのプロデュースを行われてゆく。
著書で書かれているその最初の曲とは、
1992年5月リリースのシングル、観月ありささんの
『TOO SHY SHY BOY!』なのでして。
書籍で読みこのことを存じながら、あらためて
『TOO SHY SHY BOY!』を聴いてみると、やはり
それまでの曲とは音が違うように思える、と申しますか、
いわばこの曲が、その後の
「小室(TK)ファミリー」と呼ばれる音楽の
はじまりのように感じたのよね。
ぼくはその当時はまだ小学生で、
流行の音楽に疎く、なので
リアルタイムでは聴いてないと思うのですが、
『TOO SHY SHY BOY!』はさ、
なんだか、テレビで聴いていたのかな、
懐かしさも感じるし、かつ、斬新さも感じるし、
かっこよくって大好きだなあ〜。
『TOO SHY SHY BOY!』の歌詞では、
【二人のルール変わってゆく】
と歌われていて、また、この
コンピレーションアルバムの次の曲として収録されている
TRFの1993年6月リリース『EZ DO DANCE』でも
【午前5時 永遠のルール 変わる瞬間】
と歌われ、つまり、この時期において
「ルール」が変わることが、小室さんの音楽で
表現されているとも解釈できる。つまりはさ、
このときとは、いわゆる、ルールの変わる
「はじまり」なのだと言えるやもしらない。
その翌年の1994年5月にはTRFの
『survival dAnce 〜no no cry more〜』及び、
7月には篠原涼子さん(with t.komuro)の
『恋しさと せつなさと 心強さと』がリリースされてゆく。。。
見えない時間が教えてくれるのは、
グッドタイムズ? バッドタイムズ?
風に向かって レールの上を走り抜ける〜♪
令和6年6月5日