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夏のライブの感じと時が進む早さ。

9月になり、強い台風も過ぎ、
真夏のピークが去った気もするけれど、
まだまだ残暑の暑さはひしひしと感じられる。

近年、夏になると聴きたくなる音楽がね、
フジファブリックの2019年8月リリースの
プレイリストアルバム『FAB LIST 1』初回盤特典CD
「TOUR RAINBOW OF SUMMER 2005」なんだなあ〜。
このCDはさ、当時のツアーのライブ音源として
2005年7月21日SHIBUYA-AX公演が収録されている。
ぼくは、当時のフジファブリックのことは存じないですが、
おそらく、シングル『虹』のリリースツアーかなあ。
つまり、まだ、同年11月リリースの2ndフルアルバム
「FAB FOX」も発売されていないし、
(「では、新曲!」の志村さんのMCより「FAB FOX」収録の
『唇のソレ』が演奏されている。)
そして、もちろん、夏の名曲と言えば、の
『若者のすべて』も発売されてない。
でも、この音源の中には夏のライブの感じが
ぎゅうぎゅうに詰まっていて、熱い!

プレイリストアルバム『FAB LIST』の
「1」と「2」が発売されてから5年経つけれども、
以来、夏になると、どうしても
このライブアルバムを聴きたくなるの。

今年の夏もまた、ある日のドライブ中にて
このライブアルバムを聴き、ある夏の日の
ライブの熱さを感じていたんだった。
というようなライブアルバムでね、演奏曲の
『赤黄色の金木犀』を聴きながら想っていたのは、、

冷夏が続いたせいか今年は
なんだか時が進むのが早い

赤黄色の金木犀/フジファブリック

この曲では、冷夏が続いたせいか
時が進むのが早い、と歌われているけれど、
逆に今年、つまり、2024年は
猛暑の日々だったから、いわば
時が進むのがめっぽう遅かった、
というふうにも感じられた気もする。

この暑さが何月何日ごろから始まったかは
記憶に無いし、ぼくは記録にも取ってないけど、
この夏、ぼくの住む地域では
雨もほとんど降らなかったし、
ひたすら、猛暑の日々だった。
だからこそ、この、フジファブリックの
『赤黄色の金木犀』のごとく申せば、
今年はなんだか時が進むのが遅い、なのだったと思える。

なんならばこの9月だってもさ、
もしかしたら、残暑の猛暑が続いて
時が進むのが遅かったとしても、それでもぼくは
『赤黄色の金木犀』で歌われているように、
残りの月にすることを決めて、
歩くスピードを上げてゆけたい!!!!

また、このライブアルバムの最後、
アンコール2曲目で演奏されている
『線香花火』がとっても素敵なんだなあー。

 悲しくったってさ
 夏は簡単には終わらないのさ♪

令和6年9月3日