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2021年の祈りの音楽。

今年の2月、とある資格試験を受け、
この受験は無事合格できまして、その後の今、
受験勉強の期間に購入したまま観られていなかった
ブルーレイ等をね、すこしずつ、
いろいろ観ているのですが。
先日は、昨年7月リリースなされました
くるりの映像作品セット『VOX SET』より、
「くるりライブツアー2021」を鑑賞いたしました。

ぼくはコロナ下以後、これまで
音楽のライブはひとつも訪れていなくって、
音楽はね、もっぱら、
じぶんの部屋や車の中で聴いたり、もしくは、
オンライン配信でのライブを観たりしていたですが。
そのあいだ、くるりの音楽が
ずっとそばにあったように思うなあ。
たとえば、その以後、
あらゆるコンサートが中止となり、かつ、
ステイホームを言われるようになったころ、
急遽、リリースが発表なされました
くるりのコンセプトアルバム『thaw』はさ、
そんなころの希望のような音楽だったし、はたまた、
一昨年リリースのアルバム『天才の愛』も、
そんなころの救いのような音楽だったなあ。

今回鑑賞いたしました「くるりライブツアー2021」では、
セットリストとして、それらの作品の中より
『鍋の中のつみれ』、『野球』、
『潮風のアリア』等を聴くことができまして、
この曲々を聴いていると、やはり、
そのころのことを思い出される。

とくにはさ、アルバム『天才の愛』収録の
『野球』では、このころ鳴り物禁止とされていた
「野球」の灯火と音を消さないように、
という想いが込められているとも感じられて、
聴いていると、ちょっと、
泣けてきそうにもなってしまうですが。。。

現在、2023年となって、
そのころの気持ちとかは、もう、
けっこう忘れているふしもあるけど、かつ、
これからはさらに忘れてゆくとも思うけれども、
今後、こうして、
このころの音楽を聴いたり、
このころで書かれた文章を読んだり、また、
ぼく自身の記したブログを読み返したりすれば、
その気持ちを思い出したりもできるかなあ〜。

今回ブルーレイで鑑賞いたしました
「くるりライブツアー2021」でのアンコールでは、
『pray』及び『奇跡』が演奏され、それらの曲は、
2021年の願いの音楽なのだと想うし。
そしてまた、やっぱり
『ばらの花』や『ハイウェイ』の歌を聴けば、
旅へ行きたくなるし、それは、つまり、
2021年の祈りの音楽だなあ、とも感じられる。
さらにはさ、たとえば、
『さよならリグレット』では、夜汽車に乗りながら、
次の駅では乗り換えがあるけどどうしよう?
と、悩み考えるようにして出かけたい。

どこまで行けるの???

令和5年6月1日


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