野球とロックンロールで言うと。
昨日のブログでは、奥田民生さんの
2002年リリースのアルバム『E』をね、
ドライブ中に聴きたくなったので、
聴いていた、のことを書きまして。
そのなかでも、あらためて、
この歌はすごいなあ! って感じたのは、
アルバムの12曲めに収録されている
『野球で言うと』だなあ〜。
『野球で言うと』とは、
先日のブログで申しました
奥田民生さんのメドレー『人ばっか』の中でも、
重要な位置付けの歌だったと、
ぼくは考えているのですが。
『野球で言うと』という歌では、
「俺」が「君」に対して
文句を言おうとするけれども、
実際、
「君」に会ったら、
そのことを忘れてしまって、
文句を言うことができなかった。
どうして、「俺」は
「君」に文句を言おうとするのか?
という理由とは、
「君」が「俺」に
たまに文句を言うから、
なのだそうだけど、
だから、次の機会こそは
文句を言おうとしても、やはり、
実際、
「君」に会ったら、
またしても忘れてしまって、
文句を言うことができなかった。
この曲をさ、
あらためて聴きながら、
すごい! と、ぼくが感じられたのは、
この次のところのね、、
‥‥とのように、この状況のことを
「野球」で言おうとするところでして。
この状況について、
野球で言うとしたら
「見逃しのアウト!」
というのは、まさに
言い得て妙、なのだとはぞんじますが。
この状況において、
どうして、「俺」は
野球で言うと何なのか?!
と考えてしまうのか。
たとえば、「俺」は
野球がとっても好きなのやもしれない。
そして、さらには、
この歌の中で、
野球で言うと、ちょうど
7回の裏ぐらいの場面のところでね、
【これを野球で言うと】
って歌われるのは、なんだか、
こう歌われることによって、
曲の局面が一気に切り替わるんだとすれば、
たとえば、表現技法で言うと、
「起承転結」の「転」のような気がしたんだった。
「起承転結」の「転」とは、つまり、
英語の「roll」なのだとすれば、
『野球の言うと』における
【これを野球で言うと】の場面とは、
「Rock and Roll(ロックンロール)」だと思ったの。
つまりはさ、この
『野球で言うと』という曲とは、
音楽で言うと
「ロックンロール」である。
そんなふうに思ったら、
すごい〜!!!
って感じたのよね〜。
そして、
この歌を聴きながら、歌いながら、
ぼくだっても、どんなときでも
「見逃しのアウト!」
とならないように、がんばれたい。
とも思ったんだった。
そのためには、
野球で言うと、
いい球は見逃さず
大振りをせず 塁に出るまず
そして、はたまた、
音楽で言うと、、
It's been a long time since I rock and rolled
ロンリー ロンリー ロンリー ロンリー ロンリー タイム!
令和4年11月6日