「Appreciate(アプリシエイト)」
せんじつはさ、5月24日のnoteのなかでひそやかにリンクを貼っておりました2012年の「ほぼ日」連載コンテンツ、アンリ・ベグランさん×糸井重里さん対談「はたらくことは、はじめること。」を読み返しておりました。
そうしたらば、このなかで糸井さんがおっしゃっていたあることに「あぁー!」と思いまして。
なので、まずはこのばめんの引用を申しあげます。
糸井 今、ぼくらがすすめている
「気仙沼ニッティング」プロジェクトのヒントを探しに
こないだ、アイルランドに行ってきたんですよ。
セーターを売るお店に行ったんですけど、
お店の人が、
セーターを編んでいる人に対しての気持ちを、
「Appreciate(アプリシエイト
=ありがたく思う・感謝する)しています」
と表現していました。
それを聞いて、とてもいいなぁ、と思ったんです。
アンリ ああ、なるほど。
糸井 「Appreciate」というのは、
「Thanks(サンクス)」より、
もっと敬いの要素が入った言葉みたいですね。
この言葉が、これからの時代、
ものすごく大事なキーワードになると思っています。
アンリ イタリア語でも、同じような意味として
「Apprezzare(アプレッツアーレ)」、
「Apprezzamento(アプレッツァメント)」という
言葉がありますよ。
糸井 なんか、そういう言葉がものすごく大事だなぁって。
(ほぼ日刊イトイ新聞、アンリ・ベグランさん×糸井重里さん対談「はたらくことは、はじめること。」第2回(2012-09-14)より引用です。)
ここで糸井さんおっしゃる「Appreciate」ということばはさ。たしか当時、さらに糸井さんがどこかでおっしゃっていたと思うのですが。
ビートルズの『Help!』の歌詞に入っている。
という。。。
なので、ぼくはビートルズの英語の歌詞をくわしくは知ってないけれど、どことなく聞き覚えはあって。あぁー、あの「Appreciate」にはそういう意味があったんだあ。と思ったですが。
このアンリさんと糸井さんの対談をひさしぶりに読み返してみて、あらためて、「Appreciate」のことを思い出したなー。
なんて言うか、いつも「Appreciate」を想えるようでありたい。と申しますか。。。
と、それでね。これを機に、アンリさんの革製品ブランド「HENRY CUIR(アンリークイール)」のことを検索していたら、「東京・青山本店、先月20日閉店」および「昨年より日本でのブランドがクローズ。」というのを知りました。
アンリさんの革製品は、やっぱり高価な品だから、いつか、いつの日か、って、ぼくは持つのが夢だったから。
さみしいー。
なのでなおのこと、さっきも書いた5月24日のnoteで申しましたアンリさんデザイン「BEGINNING」のハンドタオルを、大事にしたいなあ。
また、ほぼ日のアンリさんに関するほかのコンテンツもすこしずつ読み返してゆきたいなー、と思いました。
平成30年6月5日
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