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『リバー、流れないでよ』

昨日はね、ぼくの住む地域でも
先日映画館にて公開されました
『リバー、流れないでよ』を観てまいりました。

昨年、『リバー、流れないでよ』と同じく
原案脚本・上田誠さん(ヨーロッパ企画)の映画作品
『四畳半タイムマシンブルース』を観て、そしてまた
このごろでは、昨年公開の映画『MONDAYS』や、
今年1月期放映のドラマ『ブラッシュアップライフ』や、
現在放映中のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』も
そうなのだともぞんじますが、そういうような
「タイムループ」がモチーフとされた作品を
鑑賞することが多いですが、そんななか
今回鑑賞いたしました『リバー、流れないでよ』では、
京都・貴船の老舗料理旅館が舞台となり、そして
「二分間」がひたすら繰り返される、というストーリーが、
どうなるんだろう?! と観る前から想いながら、
映画、すばらしかったです〜。

映画の詳細なねたばれはしるさないですが、
強いて一つだけ挙げるともすれば、
「二分間」という時間が繰り返されるがため、
二分後にはまた最初に居た場所へと戻されて、
その場所が、その人の
「初期位置」とされるのだけれども、
これってば、たとえば、その人が住む
「家」と同じような気がしたの。

つまりはさ、この日常においても
一日の始まりは「家」から始まり、そして、
一日の終わりは「家」で終わり、また翌日、
一日の始まりが「家」から始まる。
その「一日」のあいだで何ができるのか?
ということと、この映画における
「二分間」のあいだで何ができるのか?
ってゆうのは、なんだか、ある意味では
似ている気がしたのよね。

さらにたとえて言えば、
現在ぼくはニンテンドースイッチのゲーム
『ピクミン4』をプレイしているんだけどね、
ピクミンにも初期位置があったり、
一定時間の中で作業(ダンドリ)をしたり、
時間を戻せる機能もあったりして、この感じ、
この映画とちょっと似ているやもしらないな。

また、この真夏の中で、
冷房の効いている映画館の席で座りながら、
真冬の京都・貴船の光景を眺める、
というのも、よいなあ! と想いました。

雑炊と日本酒、おいしそうだったなあー。

映画主題歌は、くるりの
『Smile』という曲なのですが、
映画を観てからあらためて曲を聴くと、
またちがった感覚を思うなあ。

そう言えば、先日、ぼくは
くるりのライブを名古屋市公会堂で観まして、
このとき、サポートメンバーのキーボード・野崎さんが
体調不良で欠席につき、通常のツアーとはちがった
セットリストになっていたのですが。
この日、この『Smile』は演奏されず
その代わりなのかどうかはわからないけれども、
『リバー』を聴くことができて、今、
また考えてみれば、くるりの『リバー』もね、
『リバー、流れないでよ』と関連しているやもしらない、
とも感じました。。。

移動手段を手に入れるため
透むことのない 河の中 飛び込んだ♪

そしてまた、くるり・岸田さんと
ヨーロッパ企画・上田さんの対談記事(CINRA)も、
おもしろかったなあ〜。

対談のお話しでは、『Smile』という曲を
作ってから映画主題歌として提供された、
とのことなのですが、
まったくそうとは思えないかのごとく、まさに、
予知夢、かつ、貴船マジックですごい!

あれから時は流れたさ
君の知らない世界になったよ♪

令和5年8月6日

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