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『GIFT for you』

先日はね、Mr.Childrenの映画
『GIFT for you』を観にゆきました。

昨年、Mr.Childrenデビュー30周年の2022年、
「30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス」
が開催されて、ぼくは、配信にて
デビュー記念日の公演を拝見いたしました。
映画ではこのツアーのライブ映像、及び、
ファンの方々のエピソード・インタビューも観ながら、
「30周年」という時間を感じました〜。

1982年生まれのぼくはさ、中学生のころ
当時はまだ流行りの音楽に疎かったけれども、
超大ヒットの「ミスチル」を知って、そして、
じっくり聴くようになったのは、
1995年リリースのシングル
『【es】~Theme of es~』をね、今は無き近所の
レンタルショップでCDを借りたんだった。
その後、レンタルだったり、中古だったり、で、
Mr.Childrenの音楽をすこしずつ聴きながら、
だんだん、おとなの年齢に成るにつれて、
CDやDVDを購入するようになったり、
コンサートへも訪れるようになったり、、、

よくよく思えば、そのときから、
こうして、今もなお、
ずっと聴き続けている、と想うと、
どこか不思議な感じもしてくるし、
感慨ぶかくも感じられる。

これは、おそらく、
Mr.Childrenだけでなくって、たとえば、
長く長くご活動されるアーティストの
ファンの方々には、おのおの、
そのようなエピソードがたくさんあるんだろう、
と、ぞんじます。

映画の内容をね、
少々のネタバレで申しあげますと、、


デビュー記念日のライブの終演にて、
メンバーへのサプライズとして
【10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな】
という、『Simple』という曲の
歌詞がスクリーンに映し出されて、
ネット配信で観ながら、とっても感動したんだけれども。
そのときの事情、というか、
その背景はどうなっていたのか、というのを
観ることができたのが、うれしかったし。
また、曲の演奏中にて、ステージで
銀テープが発射されて、そのテープが
ナカケーさんのベースと身体の間に入り込んじゃって、
それをね、桜井さんが歌いながら
取ってあげるシーン、ほほえましかったな。
はたまた、インタビューで登場された少年の方がね、
Mr.Childrenのこれまでのアルバムのジャケットを見ながら
そのタイトルを言われてゆくですが、少年は、
『[(an imitation) blood orange]』だけ
タイトルを言うことができなかったのは、
なんだか、なるほどぉ、と感じまして。
たしかに、難解なタイトルでもあるし、
ぼく自身、いまだにね、
このタイトルの名称について、
ほんとうの意味は、分かっていないやもしれない。

『[(an imitation) blood orange]』では、つまり、
大震災のことも想いながら、
リリース当時は、とくに、
何度も何度も何度も聴いたなあ。

映画を観るまえ、そして、
観終わったあと、つまり、
この年末年始にはさ、やっぱり
Mr.Childrenを聴きたくなって、
昨年リリースされましたベストアルバム
『Mr.Children 2011 - 2015』、
『Mr.Children 2015 - 2021 & NOW』、そして、
それぞれのベストアルバム2枚目のライブ盤
「Mr.Children 30th giving」の『1』と『2』を
ずっと聴いておりました。

聴きながら、これはさ、
映画を観ていたときにも想ったのですが、
『エソラ』って、
無条件でテンション上がるし、
すばらしい歌だなあー。

『エソラ』をね、あらためて、
車の中で聴きながら大声で歌っていたら、、

天気予報によれば 夕方からの
降水確率は上がっている
でも雨に濡れぬ場所を探すより
星空を信じ出かけよう
【エソラ/Mr.Children】

‥‥のところでね、思わず
ぐっと来てしまって、
声に詰まって、泣きそうになって、
歌えなくなってしまった。

たとえば、
このあとの箇所で歌われるような、、

雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる
【エソラ/Mr.Children】

‥‥というような、
そんな「心」を
持つことができたならば。
って、ねがいながら。。。

やがて、
音楽は鳴りやむ、と
分かっていたとしても、
それでも、今日を、踊り続けたい。

おー ろっくみーべいべー とぅなぁいー

令和5年1月8日


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