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リッシンベン調査団はゆく。

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広い広い「漢字」の世界を、じぶんなりに調査・探索してみたいの。
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2020年6月の記事一覧

音と心と神意について。

前回noteでは、 【心】の漢字のことと、そして、 【心】が入っている漢字をいろいろ書きまして。 【心】が入った漢字のいくつかをね、 白川静先生の『常用字解(第二版)』にて、 ぱらぱらと見ていたら、そのなかで、 【意】という漢字のことがとくに気になりました。 【意】 イ/おしはかる・おもう・こころ・ああ 音と心とを組み合わせた形。音(おと)によってその心をおしはかるので、「おしはかる」がもとの意味である。音とは神の「音ない(音を立てること)」であり、神の前に言(神への祈り

乃の心を敬明にせよ。

先月の13日は、 【必】という漢字についてブログ書きまして。 そのなかでね、 「【必】という漢字はさ、  画数は少ないけど、形はふくざつだ。  「心」に一本、はらいが入っている、  ってゆうのは、関連があるのかどうか。」 って、書いたんだけれども。 それはでも、ある意味、冗談で。 【必】と【心】って、 コンピュータのフォントで見ると似てるけど。 じっさいには、書き順が全然ちがうから、 漢字としては関係ない。 そうだとしてもね、 これを知ったときに、この似方って、 なんだかお