クレーン運転士に満点合格したときのお話②試験
東京での講習が終わって、学科試験に向けて勉強をスタート。
学科試験の内容は
・クレーン及びデリックに関する知識(10問、30点)
・関係法令(10問、20点)
・原動機及び電気に関する知識(10問、30点)
・クレーンの運転のために必要な力学に関する知識
(10問、20点)
の4科目。
合格するには
・100点満点中60%以上の得点率
・各科目毎に40%以上の得点率
のどちらも満たすこと。
東北では宮城県岩沼市で年6回の開催。
早く開放されたかったので直近の2022年4月5日(火)の試験日に申し込み。
この日までの約1ヶ月半、意識したのは短時間でもいいから毎日勉強すること。「継続は力なり」を信じて。
まず最初に講習で触れたところの確認。講習期間中にノートにまとめておいたので、それを眺めて頭に入れる。
そして講習のときに配布された問題集を解く。講習で触れたところだけでは全然対応できないので教科書を見ながら細かい知識も入れていく。実際の試験とは出題の仕方が違うけど知識を蓄えるのには役立った。
暗記するところは語呂合わせを多用する。意味なんか無くていいし、こじつけでもなんでもいいからとにかく自分が覚えられるように。
一通り問題集を解いたら過去問に取り掛かる。正直これだけやっときゃ間違いない。
過去問は年2回公開されていて過去5年分(10回)を繰り返し解いたが、過去問に取り掛かった時点で平均97点くらい取れていた。
性格上、準備を怠りたくないので油断せずに毎日勉強していて「満点いけんじゃね?」と思った。
何かのサイトで読んだけど、試験問題の出しどころがなくなってきていて、毎回新しく出される問題は2、3問だと。それ以外は過去問と同じだと(出題の際の数値の変更はあり)。
ケアレスミスに気をつけてその2、3問を解ければ満点だ。
試験日当日、本来であれば公共交通機関での移動だったが3月16日(水)に起きた福島県沖地震の影響で新幹線、在来線の運行が本調子ではないということで社用車で向かった。
実はこの日の楽しみもご飯。リサーチしたら試験会場近くに良さげなお店があったので開店時間と同時に到着するが全然人気がない。
『設備点検のため臨時休業』。
なんでやねん。渋々コンビニ飯。悔しかった。
気を取り直していざ試験。
悩む問題は飛ばして一通り最後まで解く。
飛ばした問題も解いたら見直し。
ケアレスミスに気づく。危ない危ない。
結局自信のない問題が2問あったが、合格は間違い無しという手応え。
結果発表を楽しみに待つ。
1週間後の2022年4月12日(火)、合格発表の日。職場のパソコンで確認して、無事に合格。
我が職場では以前受験した社員(2人)が複数回受験して合格していたため、一発合格はインパクトがあったみたい。
そして気になるのは得点。
問い合わせたところ、有料だが情報開示請求すれば知ることができるとのこと。
早速手続きして、書類が郵送されてくるのを待つ。
で、結果は満点。
順位は1位か1位タイってことで。
大人になってからの勉強も大変だけど、やり方を間違わずに継続することが大事だと思った。
この年結婚式を挙げようとしていたので、気持ちよく準備に入れましたとさ。
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