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Sphene;スフェーンのお話

こんにちわ😊
MACRAME KANOの石野です。

今日はスフェーンのお話です。

スフェーンというと、トリフェーンのようななんだか変わった名前の天然石だなぁという印象ですよね。

そもそも、そういう名前の天然石(鉱物)があるなんて知らなかった、という人も多いのではないでしょうか?


・スフェーンって素敵

スフェーンは好きな方の間ではコレクターもいらっしゃるくらい、非常に人気の高い鉱物のひとつなのです。

今回写真でお出ししたスフェーンはあまりギラギラ、という感じはないのですが、ハイクオリティのものやカットが美しいものは緑やオレンジの艶やかな光が眩いほど輝く、太陽のような石なのです。

スフェーンは和名をチタン石、楔石といい、屈折率の高さとダイヤモンドをしのぐ光の分散が特徴です。

簡単に説明すると、ダイヤモンドよりギラッギラに輝く石、という感じです。

調べたところによりますと
「本来は無色だが、鉄などの微量成分により、黄、緑、茶などの色あいをしていることが多いが、黒、ピンク、赤、青を呈することもあるほど色のバリエーションが広い」
とのこと。

ー引用元はページ末尾記載。

またスフェーンという名前は、鉱物の旧名で結晶の形が楔のような形をしていることからギリシャ語の「楔」から命名されたそうです。硬度は5-5.5ほどで、チャロアイトやトルコ石と同じくらい柔らかい鉱物です。

Twitterなどでスフェーンを検索すると動画でギラギラに輝くスフェーンを沢山ご覧いただけますので、是非検索してみてください😊

・スフェーンとデンドライトクォーツのペンダント


さて、今回のアクセサリーなのですが、そのスフェーンを編み込んだペンダントとなります。

また別の記事でご紹介しようと思うのですが、デンドライトクォーツと組み合わせた少し大ぶりのペンダントです。

秋冬色の落ち着いたホワイトグレーの糸で丁寧に編み上げています。

下の方にデンドライトクォーツ、上にスフェーンをあしらいました。

デンドライトクォーツはクォーツやアゲートなどの鉱物に、マンガンなどの成分が浸潤し樹木のように見えることから、「枯れない樹を永遠に閉じ込めたピクチャーストーン」といわれています。それぞれ固有の世界観のある天然石のため(ルース)、世界でひとつだけの自分のピクチャーストーン、とも言われているそうです。

今回はデンドライトクォーツのイエローのカラーと相性のよいスフェーンを上部にあしらい編み込んでいます。

スフェーンはジュエリーカットされているルースで、表面がフラットで裏側が山なりにカットされています。ギラギラとした強いファイア(輝き)はみられませんが、優しく強いイエローの上品な輝きをお楽しみいただけます。

結び石はサンストーンを編み込んでいます。小さめのボタン形状の天然石なので、全体的にバランスがよく、後ろの結び石だけすごく重い!ということもなく軽やかもお使いいただけます😊

こちらは本日、グランディディエライトのブレスレットやレインボームーンストーンの耳飾りと一緒にshopに掲載致します。


21時30分よりカートオープンとなりますので、是非ご覧いただけましたら嬉しいです♪

12月1日からノベルティも新しくなりましたので、そちらも是非お楽しみください♪

・こちらの記事も読まれています✨
12月からのノベルティについて
https://note.com/hcw451/n/n7e351c735475


引用元参考書籍:
「起源がわかる 宝石大全」ナツメ社 2022年

天然石を極細の糸で編むマクラメクリエイター。天然石をマクラメの技法を駆使して宝石いっぱいのペンダントにしています。