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【長文】【訪問済】コワーキングスペースが付いた良サウナを一覧にした

長文なので、結論だけ見たい人は「サマリ」まで行って下さい。

割と重度のサウナーです。日々、スキあらばサウナに行きますし、サウナを開拓することもたくさんあります。

もっと言うと、ドラマ「サ道」でサウナにハマった訳では無く、元々湯舟に浸かりに銭湯、温泉に行くのが好きだったので、その延長でサウナにハマり、1年程してドラマ「サ道」がスタートした、と言うのが、私のサウナーとしての略歴です。

さて、私はマイペースにnoteでは雑多なネタを書いており、その中でも基本スタンスとしては下記に代表される様にプログラマーと言う立場をアイデンティティとしている気分でいますが、

「プログラマー」と「サウナー」と言う属性がマージされると、下記の欲求が当然のごとくもたげてきます。

サウナでプログラミングしてぇー

今回は、そんな欲求をベースにしながらサウナをあさった末、絞られた選ばれし良サウナを紹介したいと思います。

まえがき|サウナでプログラミングをしたい理由

ここは本題に入る前の導入です。「サウナでプログラミングしてぇー」と言う欲求がある、との私のスタンスに対して「その心は?」と問いかけたい読者はご一読下さい。

プログラミング+サウナ、と言う組み合わせは、相互促進にワークを活性化させてくれる、最高のタッグだからです。

例えば、サウナが無い、一般的なコワーキングスペースでワーク(ここで言うプログラミング)を行う場合、シェアラウンジはかなり有力なオプションだと思います。

ここはフリードリンクでコーヒーから紅茶、カゴメの多様な野菜ジュース、缶ジュースが飲める上、ナッツやチョコレート等の軽い食べ物もフリーと、とにかく快適です。私はリンクの渋谷・スクランブルスクエアで無く、田町のラウンジでチャレンジしましたが、めちゃくちゃテンションが上がって、楽しくワークが出来ました。

しかし、こうしたスペースには大きなネックがあります。体・頭のキレを失った時に、リカバリをする場が無いことです。「あー、疲れちゃったなー。煮詰まったなー」となった時、一度スイッチをOFFにして、充電をするチャンスが無い。スペースで確保したテーブルの前以外には行けず、OFFにしようにもパソコンが目の前に鎮座、非常に切替が難しかったのです。

そこでサウナです。

サウナに入ると、目の前にある物は限られます。サウナ室(以下、サ室)と水風呂、休憩イスの3種だけ。サウナに入る時、水風呂に入る時、休憩をしている時、煮詰まったワークのネタは頭からスッキリ消えます。

神経優位が、、と小難しい理屈はありますが、もっと簡単に言えば、サ室では「あちぃー」、水風呂では「冷たいー」、休憩中は「きもてぃー、、」と言う感情以外を失うからです。ワークのことを考えるスキを、サウナが与えてくれないのです。だから、スイッチがOFFになる。

こうした理由で、サウナとプログラミング(と言うか、あらゆるワーク)の相性は最高です。ワークがしんどくなったらサウナ、サウナでスッキリしたらワーク、、無限サウナです。ワークのパフォーマンスを最大化する上で、サウナにはちゃんとした有効性があるため、私はワークが出来るサウナを求めているのです。

評価軸

サウナ
サウナ(サ室、水風呂、休憩スペース)のクオリティ

Wi-Fi・電源・スペースの広さ
ワークを行う上での設備評価

人口密度
ワークにしても、サウナにしても、人がいない方が快適具合は上がるので、評価ポイントに

食事
いわゆるサ飯のクオリティ。ワークが長引くとお腹も空きますからね

料金
コスパが良い方がナイスですからね。なので正しく言えば滞在時間も考慮に入ります

評価は🌟(最高)、⭕️(良い)、🔺(イマイチ、、)の3段で付けます。

良サウナ #1 両国湯屋 江戸遊

サウナ ⭕️
Wi-Fi・電源・スペースの広さ 🌟
人口密度 🔺
食事 ⭕️
料金 🌟

東京でワークが出来るサウナの代表格。旧銭湯のスペースをコワーキングスペースに改造した「湯work」が売りで、ここはたしかにかなり凄い、、

一般的なテーブル+イスと言う組み合わせはもちろん、床にドサッと座ったり、クッションにもたれかかったりと、自由なスタイルでのワークを謳歌出来ます。クッションがある旧湯舟エリアはなかなかに人気があり、たしかにリラックス度合いは各種座席でもバツグンです。

施設のテイストに合った和食を出してくれる食事処もなかなかの実力派です。来訪時は、下のリンクにも掲載されている卵焼きと蕎麦を頂きましたが、さっぱりと美味しい上、こうした施設にしてはかなり良心的な価格と、満足度は高いです。サウナ後の蕎麦の良さに気付かされた瞬間でした。

お得な定食メニューも多く、こうした点も含めたコスパは🌟を付けたいと思います。

それなりに有名かつ人気のある施設なため、人口は午後を回るとそれなりにアップしていきます。サウナで言えば、高温・中温の2種のうち、中温室がそれなりにキツキツになるレベル。やはり、人数が多くてサウナに入れないな、と言う状況はサウナーにとって辛い物です。たしかに、中温はしっとりと、しかししっかりと汗がかける良いバランスのサウナで、万人を受け止めてくれる優しさがあります。

ズバ抜けたサウナと言う訳では無いですが、十分に「ととのえる」、リフレッシュが効くサウナなので、コワーキングスペースや食事も含めて、非常にオールラウンドなサウナだと思います。

良サウナ #2 かるまる

※ ここでの評価は、現在かるまるが行っている誓約書等の取り組み前に訪れた際の評価です。現在のかるまるの人入り等は行っていないので不明ですが、ツイートを追う限りはかなり良い感じ(⭕️相当)と思われます。

サウナ 🌟
Wi-Fi・電源・スペースの広さ ⭕️
人口密度 🔺
食事 🔺
料金 ⭕️

19年末にスタートの東京サウナの雄。レパートリーが広い、しかしどれも本格派なサウナと水風呂を擁する施設で、今回は評価対象外ですが、カプセルホテルとしてのクオリティも高いです。

バランスが良かった江戸遊に比べると、コワーキングスペースのクオリティよりは、サウナの方が先行をしているイメージです。ここのサウナ、水風呂、もっと言えば浴場全体のデザインは全国のサウナを見渡してもトップクラスだと思います。本格サウナに、「サンダートルネード」と言われる極寒の水風呂、休憩用にヌル湯も用意と、とにかくととのうためのスキが無いサウナと言えます。

サンダートルネードは1ケタ度(大体8度ぐらい)なのでかなり上級向けですが、2Fにはスタンダードな温度の水風呂もあるので、万人を受け止めてくれると感じます。私がかつて休憩中に昇天(?)した経験は鶴見・おふろの国だけなのですが、かるまるは湯らっくす、ヨコヤマユーランドと並んで昇天「寸前」にまで至ったトップ層のサウナです。

(湯らっくすは後で書くので、ここではリンク省略)

さて、かるまるに話を戻すと、コワーキングスペースもちゃんと用意があります。

ただし、江戸遊と比べると狭めで、混雑時は使えるかが若干怪しい、、ほぼ確実に座れるであろう江戸遊に比べると、かるまるには若干リスクがあります。Wi-Fiスピードも電源も十分なのですが、ようするに人口密度のネックがのしかかってきている形です。立地がめちゃくちゃ良いので、人気があるんですよね、、

しかし、個人的に最大のネックは食事です。価格はリーズナブルな方だと思いますが、昨今サ飯にも力を入れているサウナも目立ちつつある中で、クオリティに尖りが無かったり、作り置きを提供している(以前に頼んだ冷やしうどんにラップがかかって出てきた、、)点は、個人的にもっとこだわりがほしいところです。

総じて、かるまるも有力な候補と思います。食事のネックはあれど、宿泊で利用する場合は一時外出をして池袋の食事を味わう、とのスタイルも出来るので、こうしたカバーを交えながらのワークはきっとパフォーマンスを上げてくれるはずです。

良サウナ #3 スカイスパYOKOHAMA

サウナ ⭕️
Wi-Fi・電源・スペースの広さ ⭕️
人口密度 🔺
食事 ⭕️
料金 ⭕️

東京のオールラウンドサウナが江戸遊であるならば、神奈川のオールラウンダーはスカイスパです。横浜駅直結のアクセスから人気があり、なかなかに混雑することが多いですが、サウナに食事、コスパとスキが無く、東京在住の私もサウナでのワークを検討する上で真っ先にテーブルに上がるのは江戸遊とここです。

サ室からみなとみらいの夜景(ベイクォーター等)が見えるシチュエーションでアウフグースを受けられる、まさに非日常の空間。レパートリーの広いワークスペース。食事もカツカレーを頂きましたが、サックリと上がったカツが美味しくて感涙。スカイスパはサウナでのワークを提唱した最初のサウナですが、それに相応しいだけのバランスがあります。施設自体もそれなりにこぢんまりしているので、移動が楽な点も良いですね。

🌟を付けていないので、熱くトークするポイントを見付けるのが難しいのですが、やはりストロングポイントはサウナでしょうか。ここのアウフグースはかなり優しいんですよね、、優しく、しかしハードに温まれるサウナ。夜景が見える、テレビ等も無い無音な空間と、かなりリラックス効果が高いと思います。

ただし、今回の評価対象外ですが、カプセルホテルとしては夏場は非常に暑いです、、ここだけは長期に滞在する上での大きなネックだと思います。空調が効かないので、保冷剤を配布しているのですが、それでも寝苦しいので、カプセルゾーンの外にあるフリーの休憩スペースにたくさんの人が寝ていました。

日帰りでの利用に止まる点で江戸遊と差別化が出来ないので、私の「どちらでワークをしようか、、」と言う悩みは本日も尽きないのであります。

良サウナ #4 湯らっくす

サウナ 🌟
Wi-Fi・電源・スペースの広さ ⭕️
人口密度 ⭕️
食事 🌟
料金 🌟

今までのマジメなレビューは何だったのか、、ほとんど🌟評価の神サウナがやってきたことにより、すっかり江戸遊とかるまる、スカイスパの存在感が薄まってしまいました。

ここまで書いたサウナはいずれも関東のサウナですが、湯らっくすは熊本にあります。サウナー内の認識としては、東の横綱サウナが静岡のしきじとすれば、西の横綱がこの湯らっくす。アクセスも熊本駅から歩いて行けると上々です。

ここは本当に凄まじい、、1泊しても2800円な上、サウナと食事も神がかり的。熊本市は水道資源を地下水でまかなっており、当然ながらも湯らっくすもドバドバと地下水を使っています。つまりは、めちゃくちゃに水風呂が気持ち良い。個人的にあのしきじと比べても、湯らっくすの水風呂の方が上だと感じます。それ程の気持ち良さで、関東だと似た感覚は浜川崎のゆいるが近いかも、ぐらいです。

サウナはセルフロウリュが出来るメディテーションサウナが最高です。セルフロウリュが出来る施設は関東にもかなりありますが、ここ程心地良く汗をかけたところは無かったです。かなり暗くて無音な空間なので、リラックスが出来る効果が大きいのかと思っています。ホームページを見るとなるほど、照明と音も工夫をかなり凝らしているんですね、、

そして、食事。美味しいです。私が頂いたのは「サ道」で原田泰造も食べている麻婆豆腐定食と、1泊した朝食に琴平うどんの定食です。どちらもとんでも無く美味しかった、、麻婆豆腐はあまり外で食べたことは無いのですが、数少ない食歴の中ではナンバーワンです。サウナ上がりで食べたのですが、本格派な辛さで汗をたっぷりかいてしまったので、そそくさとまたサウナに戻ることになったのでした。

コワーキングスペースは食事処エリアにコンセントがあるスペースがいくつかあったり、ドミトリーゾーンで寝ながら作業が出来たりとレパートリーがありますが、ここはコーヒーがフリーで飲めるので、私は前者エリアでコーヒーを飲みながら作業をしていました。

人口密度に関しては、同行してくれた友人曰く人気はある、とのことでしたが、関東の人気サウナに揉まれた身としては、全く気にならないレベルでした。ただし、コワーキングスペースが出来る電源付テーブルの数があまり無いため、人が増えてきた時にはそこが埋まるリスクがあるかもしれないです。もっとも、これはレビューを書きながら絞り出した精一杯の湯らっくすのネックであり、ここが最高のコワーキングスペース付サウナなのは言うまでも無いことです。

良サウナ番外 主な未訪問のサウナたち

RAKU SPAは鶴見・神田に行ったことはあるものの、コワーキングスペースの利用歴が無いため、未訪問として扱います。

割とメジャーどころを行けていないのは、私のアウトロー、大衆迎合を避けたがる性格ゆえでしょう。

サマリ

私がワークを行ったサウナを書き殴りました。かなりの長文なので、サマリを書いて、クロージングをさせて頂きます。

基本、湯らっくすへ行けば全てが上手くいきます

もし、関東から熊本へ行く体力が無ければ、コワーキングスペースとしては江戸遊かスカイスパがオススメ

かるまるは、宿泊を兼ねて利用するのが良いと思います

未訪問サウナ分もいずれアップデートを入れていこうと思います。


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