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Self-authorshipについて


#DIAMONDハーバードビジネスレビュー

MckinseyによるHR近未来予想。もちろん足元の変化は少しずつ起こる訳だし、日本は時間軸として10年遅れる可能性が高いが、こういう視点は念頭に置いておきたい。

特に「Career Pathでは無くCareerのSelf-authorshipを重視する」という視点が自分には新鮮だった。少し調べて見ると、この概念は”Immunity to Change”の作者であるRobert Keganが主張し始めたらしい。WikipediaによるとRobert Keganはこの概念を次の通り定義している。

"ideology, an internal personal identity, that can coordinate, integrate, act upon, or invent values, beliefs, convictions, generalizations, ideals, abstractions, interpersonal loyalties, and intrapersonal states. It is no longer authored by them, it authors them and thereby achieves a personal authority."

出典 Wikipedia ”Self-authorship”

要は出来合いの価値観とか信条とかに影響されるのでは無く、自らそれらを作り上げ自分自身の根拠にする考え方。Career Ownershipとか言っても、まだまだ外的要因に左右されているではないか、そうでは無くて元々の価値観や信条から自分で作り上げようではないか、ということか。まだCareer Ownershipすら根付いていない日本にとってはA Long Way to Goか。

この記事でもう一つ面白かったのは最良のチームに大切なこと。

「グーグルの「プロジェクト・アリストテレス」は、最良のチームとは誰がメンバーにいるかではなく、どのように協力しているかで決まることを発見した。効果的なチームの最も重要な特性は、心理的安全性、相互の信頼、構造と明確性、仕事の意義であることが同プロジェクトで明らかになっている。」

出典:HBR.org これからの人事に必

「最良のTeamとはだれがメンバーにいるかではなく、どのように協力しているかで決まる」はどこかのMLBチームに教えてあげたい気がする。

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