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日本列島クジの旅〜京都府編〜


行ってきました!!!京都!!!!!!
今回はカミヤサキ様に引いていただきました!!!!
ありがとうございます!!!

行く前に、夏はとても暑いので気をつけてください…!とお言葉をいただき、サキ様の優しさスタートの京都旅でございました。
ありがたや…


荷物をホテルに預けて、大好きな【晴明神社】へ。

いやもう厨二病ならみんな大好きであろう、晴明神社。
陰陽師も陰陽師Ⅱも何回見たかわからないほどに大好きです。
安倍晴明の逸話は興味しかありません。
式神なんてみんな使役したいではありませんか。
ぐぅ…たまらぬ…( ・᷄ὢ・᷅ )となりながら境内を散策しました。

近くに【西陣織会館】がございましたので立ち寄り、機織りの機械に心ときめかせながら展示をまわりました。
そもそもの蚕からの工程が多すぎるのと、反物や袋帯ができていく様があまりにも根気のいる作業で、手間を考えると安すぎるな…と売られているものを見ておりました。
たしかにこれは分業しないと出来上がらないものですね…


夜は京都のお客様の施術をさせていただきまして、ご飯を食べ、就寝。


次の日はミステリーツアーに申し込みましたので、祇園を巡りながら七不思議を解説していただきました!
ジリジリと照る日差しの中、一生懸命話してくださり感謝でございます。
話の中でかなりの芸者さんが殺されており、なんて物騒な街なんだと思ってしまいました。

どうやら、妖怪系のミステリーツアーもあるらしく、今度はそちらをお願いしたいと思っています!
京都の妖怪、興味しかありません。

ミステリーツアーを終え、すぐに電車に飛び乗りまして、京丹後方面へ。
どうしても見たいものがございまして…。

【廻旋橋】という、船が通るために回転する橋があるとのことで見に行きましたら、ちょうど動かすところで運よく見られました!!!
ピタッと隙間なく橋がハマる様に大興奮でございます!!!
こちら、大正12年にできた時は手動での操作だったらしく、手動とはどのように?!となりました。
回転ではなく、吊り上げタイプだったのでしょうか…
手動は1人では絶対に無理なので、きっと何人の人間のパワーを駆使してとても危険な作業であったはず。
文明によって安全でスピーディーな作業ができるようになったことは大変素晴らしいですね。


レンタサイクルをお借りし、猛ダッシュで阿蘇の舟屋へ(時刻は17:20)

18:00まででレンタサイクルのお店が閉まるので、ほぼ立ち漕ぎ(久しぶりに立ち漕ぎというものをしました)で、行って帰ってきましたが、大量の汗でベッタベタになりながらギリッギリで間に合いました。

民家の1階が船着場になっており、2階が住居になっているのが阿蘇の舟屋です。
漁師さんのお家なので海沿いにございます。

台風などどうしているのでしょうね…


水質があまりにも美しく、透明度が高かったので、とても美味しいお魚が取れるのではないかと思っています。
次は海鮮を食べにくるぞ…
京都市内しか行ったことがなかったのですごく新鮮でした。
もうちょっと運転が上手くなってから今度は車で行きます。




次の日は『お坊さんに教えてもらえる線香作り体験』に行きました!
白檀など、粉状になったものをそれぞれ分量を見ながらブレンドしていき、水を足しながらまぜていきます。
スライムくらいの硬さになったら容器の中に入れて絞り出していきます。
3日間ほど乾燥させて、郵送してくださるのですが、作った線香を仏様にお供えし、お経を読んでくださり、お供えした線香を私が分けていただくという流れでございました。
『仏様のものを分けてもらう』というのがとても新鮮で、なんだか信心深くなった気がいたします。

説法も聞け、仏教とはなんぞやというのも知れ、ものすごく穏やかで興味深い体験でした…

なぜお坊さんになられたのかというのを聞いたときのお返事がものすごく面白かったのですが、かなりプライベートなお話しだったのでご本人に直接聞きに行ってください。

どうやったらお坊さんになれるのかや、宗派によっての修行の違いも聞けて最初から最後まで興味深かったです!
厳しい宗派だと、10日間寝ずに修行をしたり、真冬に水で体を清めたりするらしく、お坊さんになるには大変な道のりがあるんだということを学びました…

そして、帰り道に羅城門の跡地があったので寄ってみました。
これが!!!芥川龍之介の!!!!!
今は石碑のみですが、滑り台があるのでその下で雨宿りをしながら下人ごっこもできます。
魑魅魍魎が跋扈する京都は大変わくわくしますね!!!!
タクシーの運転手さん曰く、昔の京都は北側は竹藪だったそうで、あらゆる魑魅魍魎がいたとか。
タイムスリップができるのであれば平安時代の京都はぜひとも行ってみたい…

その後移動をし、勝林寺にて座禅の体験をいたしました!
宗派によって木の板で前から叩くか後ろから叩くかが違うようです。(座布団の形も違う)


個人的に、叩かれた音によってその方の体の質感がイメージできてしまって職業柄、完全に邪念が入りました。

「(あ…遠くで叩かれた方…浮腫みが…厚いタイプ…)」

「(手前の方は…筋肉が薄くて…脂肪も少ない…)」

「(多分…体が…冷えている…)」

「(背中のコリが…大変…辛そう…)」

誰かが叩かれるたびに雑念しかありません。
完全に職業病でございます。

己が叩かれると確かにシャキッとしますし、より没入できる感覚がございます!
これはすごい!
なんなら少し血流がめぐりました!

普段いろいろなことを考えるのがとても好きなので『何も考えないをする』のが難しかったです。
ぼんやりする、とはまた何か違う気もします。
欲を手放して悟りをひらくのは一生涯やれないかもしれません…。

仏教的には、まずその欲を持っていることを認めることから始めましょう。ということらしいです。
己を理解する。これ大事。

そして【薫習館】へも行ってきました!(お線香作り体験のお坊さんもおすすめしてくださったところ)
初めて見る巨大な白檀の原木があり大興奮したり、普段売っているところを見たことがない香木が売っていて更に大興奮でございました…!

香時計という、お線香が燃焼するごとに玉が落ちて鐘を鳴らし、時間を知らせるというなんとも雅でとんでもない代物もあり、さすが貴族の遊びだな、と。
いつか沈香を自分で切り出してみたいです…

香、なんてやんごとない遊びなんだ…!!!!!!!!!


お家にあるお香が減ってきたので新しく買い足して帰宅いたしました。


施術もさせていただけて、充実した京都旅でございました!!!
ありがとうございました!!!!


【今回お世話になったところ】
・晴明神社
・西陣織会館
・京都ミステリー紀行
・廻旋橋
・阿蘇の舟屋
・羅城門遺跡
・寺スペース(お線香作り体験)
・勝林寺(座禅)
・薫習館

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