日本列島クジの旅〜東京編〜
BAN-BAN様が「広島や石川に行ってほしいな…」と言いながらクジを引いてくださいました!!!!東京!!!!!!
出だしからかなり面白かったのでもう行った気になりました。
素敵。
本当は小笠原諸島に行きたいと思っていましたが、調べてみると1週間に1便しか船が出ておらず、1日1便くらい出ていると思っていた考えの甘い私は震えながら調べたページを閉じました。
またの機会にしましょう…
ちょうど夏頃だったので、台風の危険性もあり、島から出られないなんてこともあるかもしれないので2週間は余裕のある時にしましょうね…………
というわけで、今回は何しましょう?となりまして、お客様から「奥多摩の方はどうですか?東京は東京でも全然違いますよ!」と教えていただいたので行ってみました!
教えてくださりありがとうございます!!!
いざ行かん、奥多摩の鍾乳洞。
日原鍾乳洞へ向かうバスが、運転手さん2人体制のバスで、山道を走るため1人がカーブミラーや曲がった先に車や人がいないか注意深く見て、1人がもう1人の方の指示を見ながら運転されておりました。
まさに連携プレーで安全に目的地につけたことに感謝でございます。
プロのお仕事で物凄くかっこよかったです。
鍾乳洞、とても涼しいと聞いておりましたので、長袖を着て行きましたが、さ、寒い…!
入り口から冷気が吹き出しておりました…!
天然クーラー 11℃…!
しかしながら階段を登ったり、岩を潜ったり、中の散策をしている内にゼーハーと体があたたまってきたのでちょうどよかったです。
ところどころで岩の形に名前が付いていたりして、成程そのように…という名がありましたが、どうしても[鳩胸]と名前が付けられた、鳩胸のように迫り出している岩の名前が『見えなくもないけど他に名前はなかったのだろうか…』という名前で笑ってしまいました。
適当につけてません、よね…?
後から入ってきた親子のお母さんが、お子さんに「ここは百人一首に出てくるお坊さんが修行したところだよ」と教えていて、親の知識って大切だな…と思うなどしました。
そのまま子供の知識に反映されますよね。
知識大事。
たくさんの知識を身につけたいところです。
鍾乳洞を出て、バスの時間まで時間がありまして、奥多摩の清流があまりにも綺麗なのもあって足をつけてみたかったので、地図を見ていたら、近くにお住まいのお婆様が「どこに行くの?」と話しかけてくださり、川に行きたいことを告げると、
「今朝、川の付近にクマが出たから女の子1人ではあまりオススメしないねぇ…。危ないからねぇ…」
と教えてくださりました。
東京にクマがいるのか…
川に降りていく道を一応確認したら台風で道が崩壊しており、立ち入り禁止になっていました。
好奇心で行くところだったので強制的に通行止めになっているのは有り難いです。
(自分で止められない好奇心)
川には降りられませんでしたが、清流の音を聴きながら散歩ができたので大満足です!
・・・それにしても女性1人でなくとも、対クマでしたら人間は危ないのでは?
またバスに揺られて東京へ戻り、その足で蔵前にございますkakimoriさんへ。
こちらではオリジナルノートの作成が可能で、表紙、背表紙、紙の種類や金具の色、留め具の種類など選べて、約30分程で作り上げてくださいます。
なんと、ユポ紙もございまして憧れのユポ紙でノートを作成いたしました!(選挙で使う紙ですね!)
金縁が素敵で、書きやすさもあるノートが完成したので愛用しようと思います!
プレゼントにも喜ばれるかと思いますのでご興味がある方はよろしければ。
次の日は、絶対に皆様憧れのやってみたい事であろう【飴細工】をしに、アメシンさんへ!
お祭りなどで職人さんが飴を変幻自在にいろいろな生き物やモチーフにしてしまうアレです!
せっかくなので教えてくださる先生に、なぜ飴細工職人になったのかを聞いてみました。(私はお仕事の話を聞くのがとても好きです)
私「どうして飴細工を始めようと思ったんですか?」
先生「元々パティシエをしておりまして、それで物作りは好きだったんですけど、師匠と出会って、師匠の飴細工を見た時に自分もやりたいと思ったのがきっかけです」
私「素敵ですねぇ…」
先生「識名さんもなにか物作りをされている方なんですか?」
私「私はエステティシャンをしているので人体の形を作るという意味では物作りかもしれませんが、大きさや力加減などが全く違って繊細だったので難しかったです…!」
先生「僕も最初は力加減がわからなくてよく火傷をしたりしました…」
私「わかってくると温度感がわかってくるものなんですか?」
先生「そうですね、大体何度くらいかな、ってのは。あとは手の皮も厚くなってくるので火傷もしなくなります」
私「(ホットストーンを使う時のエステティシャンと一緒だ…)」
アメシンさんでは2回、練習用の飴で練習をさせてくださり、その後、本番で持ち帰り用の飴細工を作らせてくださいます。
先生の手つきの華麗なこと…(当たり前)
1番最初にウサギの作り方を教えてくださる理由が、『長い耳というわかりやすい特徴があるから』だそうで、実際作ってみるとわかりますが、その動物とわかるように作るのが本当にとても難しい…。
・飴が熱いうちに成形しなければならない
・熱いということは柔らかくて成形したところも崩れてくる(重力に柔らかさが負ける)
・触れば触るほど固まってしまって修正がきかない
・思わぬところから手足が成形されてしまってクリーチャーになる
・耳以外でウサギを伝えることが難しい
などの難関があるため、なかなか上手く出来ず、職人さんの技術力を感じました…
きっと、作り手によって動物の表情やフォルムも変わってくるのだろうな、と。
あとはArt BARに行き、たらし込み技法という、コップに入れた数種類の絵の具をキャンパスにひっくり返して絵を作らせてもらいました。
こちらもとても楽しかったです!!
いつか行きたい小笠原諸島に想いを馳せながらもたくさんの体験が出来てとても満足でございます!
特に飴細工は面白かったのでご興味がございましたらぜひ!
【今回お世話になった所】
・日原鍾乳洞
・蔵前 カキモリ
・浅草 飴細工アメシン
・Art BAR 原宿
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