[日記]自分で自分を楽しませないでどうするの

新元号にしても新しいお金のデザインにしても、何十年に一度あるかないかのイベントがこの1年に詰め込まれてるの凄い。 こんなに一度に詰め込んじゃって大丈夫? 反動で変なこと起きない? 新元号にしても新しいお金のデザインにしても、前回の発表時にはいわゆるSNSというものがおそらく存在していなくて、30年前だとまだインターネットそのものが一般的じゃなかったっぽいし、20年前でやっとホームページと掲示板とかの時代かな。 こんなにも手軽でリアルタイム性のあるネットサービスが一般的になった今だからこそ、大きなイベントごとでみんなが即興で感想言ったり大喜利したりできるのが面白いなあ。 現行の紙幣が発表されたときにSNSあったらどうなってたのかな。
少し前にtwitterでそんなタグありましたよね、あの頃SNSがあったら的なやつ。 ジョホールバルの奇跡のときとかにSNSがあったらどうなってたかなーってかつてのサッカー大好き素人は考えたりします。 私はジョホールバルの奇跡の時、あの岡野のゴールの瞬間に夜中にも関わらず大騒ぎをして、我慢できずにサッカー大好きな同級生の男子の携帯に電話して、携帯にかけたつもりがあまりの興奮にちゃんと確認できてなくて彼の実家に電話をかけてしまって、彼のお母様が出られて、ああーすみませんごめんなさいサッカーがW杯出場を決めたのでつい! と説明したら、気持ち分かりますようちも見てましたよ大丈夫ですよ、と言ってくださったのだった。 そして確か同級生の携帯にはつながらなかった記憶。 きっと彼は彼でまた別の相手に興奮の電話をしていたのだろうなあ。 そういう興奮を携帯電話で誰かと共有することが精一杯だった当時に比べて、今のSNSって本当に面白い進化だ。


「きのう何食べた?」のドラマ第1話が素晴らしいという話はもう色んな人が色んなところでしていると思うので置いといて、素晴らしかったのと同時に、見てて強烈に炊き込みご飯! 食べたい! という気分になったので、翌週お弁当用に炊き込みご飯を作りました。 鮭と舞茸の炊き込みご飯、めちゃくちゃ美味しそうでしたよねええ。
炊き込みご飯は普段はちょっと面倒なので作らないんですが、面倒を食べたい欲求が上回りました、私にしてはなかなか珍しいです。 炊き込みご飯の何が面倒って、作りながら味付けを確認したり修正したり出来ないじゃないですか。 炊く前に出汁やら調味料やらで全ての味が決まってしまって、炊いてしまったら修正がきかない、というのがストレスで。 じゃあ事前に炊くとき使う出汁と調味料の味を確認したとしても、その味が炊き上がりのお米にどう作用するかが全然分からない。
自炊をする人の理由っておそらく人によって様々で、料理という過程そのものが楽しい人とかはきっとこういうのも楽しいんだと思うのですが、私の場合はとにかく美味しいものをたくさん食べたい、という理由で料理をするので、美味しいものが作れないリスクの高い料理はなるべく避けたいのです。 でも今回はどうしても頑張って作ろうという気になっちゃったなー。

レシピを色々検索して、ごぼうと舞茸の炊き込みご飯のレシピを見つけたのでこれをアレンジしました。 ごぼうも舞茸も出汁が出る食材なので、元のレシピはだし汁を使わないものでしたが、私はだしの味は濃ければ濃いほどいいと思っているので、水の部分をだし汁で。 且つ、鶏肉を入れないのは風味の点でも勿体無いけどムネ肉が火を通してぱさぱさになるのがそこまで好きではないので、鶏皮を刻んで追加して。 鶏皮は我ながらナイス発想ですね、なんせ脂身が好きなので。 ごぼうのささがきはとんでもなく雑にしたので破片が大きめですが、火が通るなら気にしないしなんなら歯ごたえあっていいかもね! という勢い重視の炊き込みご飯となりました。
炊き込みご飯を作るたびに思いますけど、ごぼうという食材のだしの強さは本当に天才ですね! 昔友人が誕生日プレゼントにくれた「LIFE」の料理本にあった飯島奈美さんのレシピどおりに炊き込みご飯を作ったときに、ごぼうの風味がどれほど炊き込みご飯を美味しくしてくれるのか、ということを思い知り、以来炊き込みご飯を作る際にはごぼうを山ほど入れます。
だし汁と醤油と塩と酒の味付けで炊き上げました。 ちなみにだし汁もほんだしをお湯に溶かした簡易なやつです。 さすがに鰹節や昆布からだしをとるのはめんどいし、昆布そのものを食べるのはそんなに好きじゃないので使うの勿体無いし。 ちょっと薄味になってしまったけれど風味は抜群によく、塩を振って味を調えたら超美味しくなりました。 なるほど炊き込みご飯も薄味であれば炊き上がったあとでも微調整がきくわけですね、これはよい学びを得たぞ。 味が濃くなっさた場合は難しそうだから、薄味にしといて塩で整える、は私みたいにずぼらな人間には良い方法かもしれない。
お弁当に持っていきました。 炊き込みご飯のときはおかずはサラダ的なやつのみで。 美味しかったのでまたやります、面倒じゃないときに。


料理が特別好きなわけではなくて、食べることが好きなのが転じて料理をしているだけなのですが、「自分が作ったものが美味しい」というのはわりとストレス発散になるなあと気付いたので、最近はちゃんと美味しいもの作ろうとしてレシピを探したりしてます。 美味しいものを食べるのであれば美味しいお店に行くのが一番いいけど、美味しいものを”大量に”食べるとしたら自分で作るのが一番いいんですよね。 パスタ系は以前からそれでよく作ってましたけど、自分で作っても美味しくなるレパートリーが増えたので、なんかちょっと料理そのものも楽しくなってきたかもしれない。 微妙なさじ加減は分からないけど、たとえば炊き込みご飯なんて味付けの基本さえ踏まえてしまえばアレンジは結構自由が利くのでは。 要するに炊き込むだし汁と調味料の按配さえ間違えなければいいんだな、と思えたのが大きな気付きです。 これは嬉しい。 なんせお米が好きなので。 お米料理は大好きです。 お赤飯と栗御飯以外全部大好物です。 本当ならお赤飯も栗御飯も美味しく食べたい人生だった。

この調子でいけば、もしかしたら本当に料理そのものがストレス発散の手段になるのでは、と思えてきたタイミングで週末に時間ができそうなので、手間と時間をかけた料理を久々に作ってみようか。 KALDI大好き素人は先日KALDIにおいてパッケージの見えない箱で13種類のワインのどれかが入ってます(一番凄いのはドンペリ!)っていう福袋みたいなワインが2,000円で売られているのを見つけて、楽しそうだったので買ってみたところ、3,200円相当のフルボディの赤が入っていたのです。 悪くないですよね。 さらに母も地元にある完全に趣味と道楽でやってるような馴染みの酒屋さんで一升瓶の割安ながら美味しい赤ワインをすすめられたそうで、買ってきたと。 なので、これらの赤ワインを美味しく飲む料理を作りたいところです。 あ、ちょっと楽しくなってきた。


しかしあれですね、ちょっと増えた体重、なかなか減らないな! 平日昼間のお菓子をゼロにしないと駄目かな! 以前最大10キロ減らしたときと比べてもそんなに大きく食生活変わってないはずなのですが、昼に手加減なく食べる日が増えたのと、当時と生活環境が全然違うので、そのあたりが要因か。 特に歩きまくるという運動ができないのが大きい気がする。 当時は平気で毎日15000歩前後歩いてました。 歩くの好きになりました。
今年に入って、設定している維持体重から2キロほど増えて減りにくくなってしまったので、これはまた一度あの頃を思い出してがっつり減らすかーとなったので、しばらくは気を引き締めてまいります。 まあでも赤ワインとおつまみはいただきます。


なんか全然面白いことを考えてないなあ。 こうして文字にすると分かりますね、私ここ最近あんまり面白いこと考えてないし楽しいこと出来てないぞ? 炊き込みご飯が楽しかったくらいしかないぞ? 大丈夫?
どうりでこのところなんかもやもやしてたはずだ。 これはよくないですね。 面白いこと考えよう。 考えます。 とりあえず日記は「きのう何食べた?」の2話の放送前に公開。

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