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Junのヘイジー日記vol.3”セカンドアルバム解説二曲目〜 Midnight Chinese Restaurant〜

前のバンドでアメリカのフィラデルフィアに行った時のこと。

ライブが終わり夜半過ぎ、宿泊場所まで移動していると車の窓から牌楼が見えてきました。

気がつくと中華街のど真ん中。チャイニーズゴシック群が怪しげにネオンに照らされ、カーステからはSweetのTeenage Rampageが流れていて、それが妙に景色とマッチしていてまるで映画の中に迷い込んでしまったような気分になったのを覚えています。

それからしばらくして、下北沢にある”新雪園”という中華料理屋に行った時にフィラデルフィアでの出来事を思い出し、曲にしてみようと思い立ちました。

しかし、いざ作り始めて”Midnight Chinese Restaurant “とタイトルを付けた時からチャイニーズソングというより、レストランソングを意識するようになりました。それはある2曲が頭をよぎってしまったからです。

まずはシアトルのYoung Fresh Fellowsのこの曲でした。中学生の頃に出会って以来ずっと心を掴まれ続けているバンドです。80年代初頭から現在までコンスタントにアルバムをリリースしており、さらに凄いのが衰える事なく毎作本当に素晴らしいのです。

一昨年リリースされた最新アルバムも傑作中の傑作で、”Never Had It Bad”を聴いた瞬間に路上でひとりガッツポーズをしました。

もう一曲はBilly Joel様の曲でした。特にこのライブ映像を観た時は凄まじ過ぎて唖然としました(冒頭の小芝居も好き)。4分以上ある曲は基本あまり聴けないのですが、この曲(7分35秒)はツルッといけちゃいます。

というわけでこの2曲がインスパイア元でした!是非聴いてみてくださいね。

最後に、レコーディングの際に小さいドラを使用したのですがその経緯が思い出せず、ボーカルのつづみに聞いたところ以下のような返信がありました。

『曲が出来た時にうちらもドラ使いたいみたいになった気がする、テキサコに憧れて笑。』

ライブ始まる時に巨大なドラを鳴らすのですが、そのシーンが無かったのでこちらのライブ映像を(ドラは確認できます)。かっこいいですね〜。

また次回をお楽しみに〜!!

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おまけ(たわん亭店主&Young Fresh FellowのKurt様&Jun@下北沢ぷあかう)

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