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紫苑Sへの挑戦状

ようやく巡ってきた中山開催だったが、1週目は残念ながら抽選除外。2週目は抽選は突破したものの、手続きをし忘れるという凡ミス。過怠金ものだ。中山こそ、私のホーム。なんとか残り2週は競馬場に入りたい。

秋の開幕週は紫苑S。重賞になって6年目。出走馬の質は向上、今年もオークス3着ハギノピリナが参戦。藤懸さんとのコンビは応援したい。だがしかし、過去5年でオークスで後方から競馬を進めた馬は【0-0-0-7】。ここは中山、オークスの再現は狙えない。だからといって、形を崩して勝てるだろうか。形を変えて勝つには、それ相応の能力が必要。ここは重賞、ハギノピリナが重賞を勝てる力があるかどうか判断したい。

秋はついつい夏の上がり馬に熱をあげるもの。それはそうだ、夏の思い出は切なく、楽しく、忘れがたい。短く、儚い夏に後ろ髪を引かれることはある。そのシンボルが夏の上がり馬。収穫の秋、冬に向かう季節だからこそ、夏が恋しくなる。

だが、このレースも過去5年、前走オークスは【2-2-3-14】。春のトライアル以来だと、フローラS【1-0-0-7】、NZT【0-0-1-0】。夏競馬からここにきた馬は壁に跳ね返される。今年も連化には入れるが、上位には評価できない。夏はもう終わった。未練は残さない。

秋といえば逆転。春の勢力図が一切変わらないわけではない。オークスで10番人気以下、かつ10着以下だった馬【1-1-1-4】、このうち先行した馬【0-0-1-1】、中団は【1-1-0-1】。スライリーはオークスでのコーナー通過順9→11→8→2。中団から早めに動いて12着は結果として無茶だった。1000m通過59.9、後半1000m59.4。オークスとしては珍しい平均ペース。ソダシが沈み、ハギノピリナが突っ込んできた。途中で動いては、最後までもつはずがない。短い距離で逃げたアビッグチアの先導ぐらいでは早くならない。

明らかに実績上位はファインルージュ。オークスこそ11着大敗だが、桜花賞3着、フェアリーS1着。中山なら2000mでも誤魔化しようがありそうだ。

オークスでそこそこ脚を使ったスルーセブンシーズは中山得意のドリームジャーニー。オルフェーヴルのスライリーとのステイゴールド丼もある。この血統、続くときは続く。上がり馬では勝負強く、前走上がり最速を記録したアイリッシュムーン。半姉ナスノフォルテは中山【2-1-1-2】。自身はミモザ賞でスルーセブンシーズに完敗も、当時は重馬場。明日は開幕週の良馬場。逆転もある。中距離で2勝クラスを勝ったエイシンチラーまで。

◎⑮スライリー〇⑪ファインルージュ▲⑨アイリッシュムーン△スルーセブンシーズ△エイシンチラー

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