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【表現のための実践ロイヤル英文法学習】第10章 疑問詞(INTERROGATIVES)

この記事は、ランサーズが運用する新しい働き方LAB内で立ち上がった、英語学習コミュニティにおける学習記録です。
主宰の堂本さんの指定文法書「表現のための実践ロイヤル英文法」をもとに、毎週1章ずつ学習を進めていきます。

例文は主に別冊の「英作文のための暗記用例文」に記載の文章と、確認・実践問題から引用します。

ものを尋ねるときに用いる語=疑問詞

  • what(何、どの),who(だれ),which(どちら、どれ),where(どこ),whose(だれの)などの疑問代名詞

  • when(いつ),where(どこで),why(なぜ),how(どのように)などの疑問副詞

  • whichとwhatは名詞の前に置かれると形容詞用法になる

  • 原則として疑問詞は文頭に置く

  • 口語では、前置詞を文中や文末に回すのが一般的

  • 疑問代名詞が主語になるとき、主語が複数であることを強調したいとき以外は、単数動詞を使う

  • ever(一体、なんて)という修辞疑問や、on earth,in the worldなどで強調する

  • 代名詞用法whenの前置詞は前、代名詞用法whereの前置詞は文末に置くのがふつう

  • How+形容詞[副詞]…?はどの程度であるかを示すだけで、その形容詞自体の持つ意味を強調するものではない場合もある。またoldの反対のyoung、tallの反対のshortのようにマイナスの方向を意味する語には使わない

137.When would be a good time / to call you back?(何時頃がよろしいでしょうか/折返しお電話するのは⇒折返しお電話するのは何時頃がよろしいでしょうか)
※What timeでもよいが、会話ではこういうときにはwhenを使うことが多い
138.Since when have you been a resident / of this country?(いつから住人になっているのですか/この国の⇒いつからこの国の住人になっているのですか?)
※since whenで「いつから」を表す。この場合は前置詞を文末に置くことはできない
139.Where are we?/Where am I?(ここはどこですか?)
※Where is here?とは言わない。「Where is here?」が使える場面は、「Where are you?(どこにいるの?)」「I’m here.(ここにいる)」「Where is here?(ここってどこ?)」という文脈。日本語の感覚では「ここはどこ?」も「ここってどこ?」も同じニュアンスに聞こえるが、英語ではこの2つは全く異なる状況を指す
142.What is the capital / of Japan?(首都はなに/日本の⇒日本の首都はどこですか?)
※whereを用いない
134.How is your work / coming along?(仕事はどうですか/近づいてる
⇒仕事の進み具合はどうですか?)
※文字通り、「どう」だからHowを使う
140.How soon will the project begin?(あとどのくらいでその企画は始まりますか?⇒その企画はあとどのくらいで始まるのですか?)
※How soon…?で「あとどのくらいで」という決まった聞き方
141.How do you like it / in Seattle?(どうですか/シアトルは⇒シアトルでの生活はどうですか?)
※itを忘れない。決まった言い方
135.What do you think / of our new site design?(どう思う/私達の新しいサイトのデザインを⇒私達の新しいウェブサイトのデザインをどう思いますか?)
※How do you feel about…?であればHowを使う。feelがない場合はwhat
136.What is the weather like / in Montreal / in the spring?(天気はどうですか/モントリオールの/春の⇒春のモントリオールの天気はどんなものですか?) 
※likeは前置詞なので、whatにしかつけない。What is the weather like…?で「どんなものですか?」の意味になる。「春の」と限定されているからclimateではなくweatherがよい

間接疑問=疑問文をほかの文の中に組み込んだ時、その疑問文は名詞節になる

  • Yes/Noで答える質問(〜が何だか知っていますか?)の場合、疑問詞は文中にくる

  • Yes/Noで答える質問でない(〜をどう思いますか?)場合、疑問詞は文頭に出る

  • 「〜かどうか」を表す時はifかwhetherを用いる。間接疑問の中で語順は倒置しない

  • 「I wonder…(…かしら)」という形は平叙文であり、文全体は間接疑問になるので正式には疑問符をつける必要はないが、気持ちとしてつけたほうが自然に感じる場合はつける

143.What do you think / I saw / in the park / yesterday?(なんだと思いますか/私が見た/公園で/昨日⇒私が昨日公園で見たものは何だと思いますか?)
※間接疑問文は答えにYes/Noが必要かどうかを考える。この場合は必要ないから疑問詞から始まる文にして、do you thinkを挟む
144.I wonder / where he got that book.(かしら/どこで彼は手に入れた、あの本を⇒彼はどこであの本を手に入れたのかしら)
※「〜かしら」はI wonderを使うことが多い。疑問符をつける必要はない

英作文の注意

  • 答え方を考えてから疑問詞を選ぶ

  • 日本語の「どう」にHowを使うか、Whatを使うかを考える

  • Yes/Noで答える質問(〜が何だか知っていますか?)と、Yes/Noで答える質問でない(〜をどう思いますか?)で語順が変わる

  • 「どこ」だからWhere?とは限らない。日本語に引きずられない

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