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パズルのルールを混ぜてみた(1)

こんばんは。初月葉桜です。

先日開催されたPuzzle Grand Prix(PGP)2023のRound7では、9種類のスタンダードなパズル、およびそれらのルールを掛け合わせたパズルが出題されました。それらの問題が結構面白かったこともあり、今日から不定期でいろいろなパズルのルールを掛け合わせてみようと思います。

さて、どのパズルのルールを掛け合わせるのか、についてですが、今回は診断メーカーのハイブリッドパズルジェネレーター(にょろっぴぃさん作)を使って、お題を決めてみようと思います。なお、記事作成の都合上、診断結果は記事公開日より前のものであることを予めご了承ください。

では、さっそく今日の記事のお題を診断してみると……

「スケルトン」と「Coral」が選ばれました。これは初日から厳しそうな予感です。
ルールの組み合わせ方はいろいろあると思うのですが、今回は次のルールで作成してみました。

Coral (Skelton) のルール

  1. 盤面のいくつかのマスを黒く塗り、黒く塗らなかったマスに、文字を1つ入れます。

  2. すべての黒マスはタテヨコにひとつながりになっていなければいけません。

  3. 盤面の外側にある数字は、その列に連続して入る黒マスの長さを小さい順に表します。数字が2つ以上ある列では、黒マスのカタマリの間に1つ以上の白マスが入ります。数字のない列では、黒マスの長さは分かりません。

  4. すべての文字はタテヨコにひとつながりになっていなければいけません。

  5. リストにある文字列は、盤面上に1回ずつ現れるようにします。また、盤面上にリストにない文字列が現れてはいけません。

ルールが多少長いですが、簡単に言えばCoralにおける白マスをすべて使ってスケルトンを解く、という感じですね。Scrabbleではなくスケルトンなので、白マスが余らないようなルールにしてみました。また、Coralにおける「黒マスがループにならない、角同士が接触しない」というルールを省いていますが、これはルール1、2、4から導かれるからです。詳しくは「しろまるくろまる」の手筋について調べてみると良いでしょう。

さて、とりあえず1問作っては見たのですが、正直このルールは思ったように作りづらい印象で、初日ですが今回は小さい問題を1問だけ載せます。今後もルールによって問題数が変動すると思います。
難易度は、小さいですがそこそこだと思います。

penpa-editorで解く場合はこちら
(「黒マス→濃灰」および「数字→通常→緑」で正解判定が出ます)

ルール文の不備や別解など見つけましたら、コメントください。それではまた。

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