パズル作家を目指します

こんばんは。初月葉桜です。
この記事はタイトルにもあるように、職業としての「パズル作家」を目指すという所信表明の記事です。(「なります」じゃないのはまだ仕事がないからです)
所信表明すること、自分の考えを書き出して少し整理することがこの記事の最大の目的なので、内容がそこまであるわけではなく、記事としてもまとまりがあまりないかもしれない、ということをあらかじめ冒頭で断っておくことにします。

さて、パズル作家、パズルを作る仕事については、最近でもTwitterでたまに自分がつぶやいていたわけですが、本格的に「パズル作家目指します」と公表したのは初めてだったと思います。(以前ブログで「パズル作家になりたい」と称してパズル作る際のこだわりポイントを書いたことはありましたが、あの頃は「なりたい」止まりでしたね。)
目指すにあたって少しだけ動いてはいるものの、ここのところまた停滞気味になってしまったので、再度動き出すきっかけも兼ねて、この記事を書いています。

パズル作家になるからには、どこかしらに作ったパズルを提供していくことになると思うのですが、まずは「パズル雑誌」がありそうです。パズル雑誌と一言で言っても、ニコリが出しているものと、そのほかの出版社が出している懸賞付きの雑誌(ナンプレ、クロスワード、イラストロジックなどなど)では性格が違うように思います。
パズル作家を目指すにあたって場所を選ぶつもりはない(特に最初はそんな余裕もないと思っている)のですが、上で分けた2パターンでは仕事の受け方のようなものが異なると思うので、一応切り離して考えておこうかなと思っています。

ニコリは、自分がパズルを全然投稿していなかった空白の期間があり、今となってはもったいなかったなと思っています。とりあえず、ニコリに良い問題が多く掲載されるような作者をまずは目指して、いろいろなパズルを投稿したいと思っています。

懸賞付きの雑誌については、ニコリのような投稿の形式をとっていないと思うので、それらの雑誌の問題作成の依頼を受けようと思うと、そのプロセスは謎に包まれていると感じます。迷惑でなければ、現在パズル作家をされている方にお話を聞いてみたいなと思っている部分です。
懸賞はついていないですが、ニコリではないということでパズラバをこちらのくくりに入れるならば、激作塾Rにオリジナルパズルを投稿していくのはひとつの手段なのかなと思っています。(かつてのパズラーの激作塾からもパズル作家が誕生していったという話は何かで目にした記憶があるので)
そこが解決したとて、自分が今まで作ってきたパズルはほとんどが数理系のパズルで、すなわち言葉系のパズルやイラストロジックなどの作成経験か相当乏しいので、それらの仕事を受けようと思うとまずは相当の量を作成して作りなれていく必要がありそうです。本当であれば、ニコリやトケタ?、Pre-PGPなどの数理系パズルを作ってきた経験を生かしたいところですが、ナンプレ以外の数理系パズルを扱っているニコリ以外の雑誌は、言葉系やイラスト系に比べて本当に少ない印象なので、あまり期待はできなさそうです。

あと考えられるのは、少し前にnote上で刊行された『fff's Puzzle Journey』のようなものでしょうか。作ったパズルをオンライン上で公開して収益化する、という試みは新しく、先ほどまで書いていたパズル雑誌のパズル作成とは明らかに異なる形態となっています。
思っていることとしては、収益の規模ももちろんありますが、「パズスクなどオンライン上で無料でパズルがたくさん解ける環境下」において、自分の作ったパズルを有料で販売することの価値はどこにあるのか?というのは明確にしておく必要がありそうです。
「依頼」が存在せずとも時間があれば自分で実行しやすい、という点では、まずは『fff's Puzzle Journey』に倣って何かやってみたい気持ちはあります。あとは、雑誌だけに頼っていると雑誌がなくなったり規模が縮小したりした際に怖いなーとは思うので、この方向も模索していきたいところです。(残念ながらナンプレファン休刊してしまいましたし……)

とりあえず、今まで自分があまり作ってこなかったジャンルのパズルを作り慣れることは、受けられる仕事の幅を広げる意味で必要そうなので、そこはひとつやっておきたいところです。あとは、ニコリのパズル投稿も続けて欠かさずやっていこうと思っています。

以上、所信表明と雑多なメモでした。


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