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【#Wリーグ】オータムカップ直前 押さえておいた方がいいかもしれない選手名鑑②

「東京オリンピックで女子バスケ(も)見てみようかな」と思った人向けに、オータムカップやリーグ開幕を控えたWリーグ各チームの、ワタクシ目線で好きな選手やオススメしたい選手をピックアップして紹介してみようっていうテキストの2回目です。

1回目はこちら(トヨタ自動車アンテロープス、ENEOSサンフラワーズ、富士通レッドウェーブ、デンソーアイリス編)

1回目の繰り返しですが…
怪我等でオータムカップに出場しない場合もあります。各チームのオータムカップの位置付け等、チーム事情も分からないので10月のシーズンが始まったら全然出ないってこともあるかもしれません。

Wリーグは今シーズンからSPOZONEでも無料配信が決定。オータムカップから配信開始予定とのことなので、生観戦が難しい方はぜひ配信でチェック!(要会員登録)

またバスケットLIVEでも配信予定なので、元からYahoo!プレミアム会員の方やソフトバンクユーザー、Bリーグファンの方はそちらでも。

2回目は昨シーズン”ファイナル4”の次のグループ。「中位グループ」という言い方をしますが、ファイナル4に食い込んでもおかしくないくらいチームだと思います。

▼トヨタ紡織サンシャインラビッツ

東京オリンピックでチーム最年少だった東藤なな子選手が所属。近年は東藤選手のような「世代代表」に選ばれる選手の入団もあり、じわじわと力をつけて2019-20シーズンは途中打ち切りになったもののリーグ最終成績4位。チームのACで代表のACも務めた知花武彦さんが今季からHCに昇格。

平末明日香選手(#13・G)

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昨シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー(ROY=新人王)に選ばれたのが平末選手。その前年(2019-20シーズン)が東藤選手なので2年連続でROYを輩出したチームということになります。

ボールを持ったら強気でガンガン攻めていく、私の好きなタイプのガードの選手。それでなくても三重県出身ってだけで推したくなる要素があります(笑)。

昨シーズンの活躍も認められて、FIBA 女子アジアカップ2021(9/27~、アジアNo.1を決める大会で日本は4連覇中)の代表候補に選ばれました。オータムカップで日本代表候補チームとして試合をすることが決まり、9/3は代表候補選手として出場する平末さんが見られるかもしれません。

▼三菱電機コアラーズ

3x3代表の西岡里紗選手が所属。HCはコアラーズOGでもある古賀京子さん。HCはじめACやトレーナーさん等、ベンチに入るスタッフも全員女性なのはWリーグはもちろん、トップリーグの女子チームでも珍しいかも(いいことです)。
2018-19シーズン、ファイナルに進出。近年はファイナル4に食い込むくらい力をつけてきたチーム。

三菱電機コアラーズからは2人紹介します。

根本葉瑠乃(はるの)選手(#4・SF)

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顔でバスケをするわけではないけれども、そう言い聞かせても写真の撮り甲斐もあるくらいのイケメン(言い方)。

「顔もいいけどプレーもカッコいい」コアラーズのシューターといえば根本選手です。
当たったら止まらない、のはシューターの皆さんそうですが、根本選手はポンポン打ってくるってイメージ。「また持った」「また打った」「入った!」って感じでしょうか(語彙力ひどい)。

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(なかなかいい感じで残せたショット。シューターを正面から残せることって少ないんですよねワタクシ)

根本選手も平末選手と同様アジアカップ代表候補に選出。9/3は代表候補選手としてオータムカップに出場するかもしれません。オリンピックを見ててもポジション関係なくスリーを打てる選手はやっぱり必要だなと感じたのでぜひアピールしてほしいな、と密かな推し選手として思っています。

渡邉亜弥選手(#45・GF)

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コアラーズの「顔」であり、エースはこの方。彼女の成長とともに、コアラーズも上位をうかがえるようなポジションに定着してきたという印象。

プレースタイルは前回の記事で紹介した岡本彩也花選手(ENEOSサンフラワーズ)に近いイメージで、コート上の「動き」を見てほしい選手です。昨シーズンのスティール王は彼女。ディフェンスからのトランジッション(攻守の切り替え)の速さは注目。

コアラーズはメインPGだった川井麻衣選手が退団(移籍)してガードが変わります。PGが変わればバスケも変わるとも言われるバスケット、オータムカップでは誰がまずPGのスタートで誰が出てくるのかを見てみたいですね。

▼シャンソン化粧品シャンソンVマジック

藤岡麻菜美選手(#0・PG)

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※写真はJX-ENEOS(現・ENEOS)サンフラワーズ時代

リオデジャネイロオリンピック後に代表に選ばれたアジアカップでの活躍で「東京オリンピックのメインガードは藤岡で決まり」と言われていたくらいの選手が、度重なる怪我もあって2018-19シーズンに引退。母校でコーチを務めていましたが、コーチは続けながら1年間のブランクを経て今シーズン選手復帰。Wリーグに藤岡さんが帰ってきます。

PGとしてのクレバーさ、ボールの使い方、シュート…必要なものは全部持っているんじゃないか、と感じた選手。
前例のない形での選手復帰になるため、これからシーズンを通してシャンソンのバスケにどう絡んでいくのかは現時点で不明ですが、若い選手も多いチームで藤岡選手がいいアクセントになるんじゃないかな、と思います。

Wリーグ草創期は「黄色の共石(現ENEOS)・ピンクのシャンソン」と2強の一角として君臨するも、他のチームの突き上げや選手の入れ替えの激しさもあってファイナル4を逃すシーズンの方が多かったシャンソン。昨シーズンアーリーエントリーで加入した元気な若手を中心に、藤岡さんのような経験豊富な選手が入ってどんなチームになるのかなと注目したいチームです。とりあえず藤岡さんは見たいぞ。

▼日立ハイテククーガーズ

谷村里佳選手(#11・C)

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※写真はシャンソンVマジック時代

昨シーズン東地区3位でフィニッシュしたクーガーズの大躍進の要因は、移籍した谷村さんがセンターとしてビシッと収まったことに尽きると思います。
派手なプレーをするわけでもなく、器用な感じというわけでもなく(ごめんなさいm(__)m)こつこつとゴール下の仕事をがんばりますっていうのがプレーから伝わってくる選手。試合に出るたびにうまくなってるなーっていうのを感じた選手でもあります。
前のチームで全然出られなかった選手ではないですが、移籍してさらにステップアップした彼女の活躍を見て「やっぱり選手は試合に出てなんぼ」って思います。

先ほど紹介したシャンソンの藤岡選手とは筑波大学の同期。谷村選手がクーガーズのキャプテンに就任し、藤岡選手は現役復帰。シャンソンvsハイテクはチェックしたいカードです。


今回紹介したのは、銀メダリストだけじゃない、いい選手いるよ!という思いで書いたやつですが少しでも伝われば嬉しいです。コアな女子バスケのファンの人がこれを読んで「わかる!」と思われたら気が合うかもしれません(笑)。

3回目は昨シーズンの「下位グループ」と新規参入チームです。とはいえここ何シーズンか見てないチームもあれば初めて見るチームもあるので、どういう内容になるのか(汗)。また更新されたらお付き合いいただけたら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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