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良きリーダーになるために

目次

1.はじめに
2.わくわくする経験
3.自分の夢と目標
4.おわりに
5.参考資料、参考文献

1.はじめに

日が暮れるのが早くなるのを感じ、冬が始まったのだと感じております。みなさんいかがお過ごしでしょうか。初めまして。立教大学4年福祉学科の佐藤創です。このテーマについて、私はわくわくするもの、夢の二つについて分けて考えました。なぜなら、自身の夢や目標を達成するためには、わくわくする経験を多く重ねることだと考えているからです。そのため、最初に学生時代にわくわくした経験を踏まえて、自身の夢について憧れている人の話を交えながら述べていきたいと思います。

2.わくわくする経験

多くの人が一つの目標に向かって突き進む。沢山の問題や困難がありながらも、試行錯誤を繰り返し、結果に一喜一憂する。それが私のわくわくする事です。これは誰にでも経験があるかもしれませんが、私にとって一番わくわくするものでもあり、これからの夢にも繋がってくるものでもあります。

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私がわくわくした大きな出来事は上記の写真にもある、フットサルのサークル活動でした。私は関東大学最大規模のリーグに参加し、一部リーグ昇格のために週3回活動しているサークルに所属していました。しかし、1、2年次の時はリーグで狙える順位まで位置するも、あと一歩で届かないという悔しい思いを経験しました。自分たちの代となり、その目標達成のために、何が足りないのか、チームでもう一度考え直しました。その結果、対戦相手の分析が足りず、自分たちの能力も存分に発揮できないという面に私は目を向けました。対戦相手の動画を1日1時間以上見直し、相手の特徴と弱点を共有した上でキャプテンにその対策となる練習メニューを一緒に考え、取り組みました。その結果、チームは見事9戦で7勝2分で二部リーグを優勝することが出来ました。その後の一部リーグ昇格戦では負けてしまいましたが、チームとしては5年ぶりの優勝でした。何をすればチームに一番還元できるのかをみんなが考えながら行動し、試合の勝利にみんなで一喜一憂する。これが私にとってわくわくが強かった経験でした。この思いが強くなった理由としては、責任感が増したことだと考えます。中高のサッカーの部活動ではベンチに入れませんでしたが、サークルになると人数も今までと違い、少なくなったことで自分も行動しなければチームの状態が悪くなってしまうと感じ始めたことでチームで行動することにやりがいを覚えたのではないかと思います。

3.自分の夢と目標

私は今までわくわくするものを大学のサークル活動の経験を例に挙げましたが、グループで一つの大きな目標に向かってそれぞれ行動することは社会人になって経験する場面が増えてくるのではないでしょうか。私はチームで行動する経験を増やし、いずれチームやプロジェクトのリーダーになること。そして、多くの人から尊敬される上司となることが夢です。大学でのサークル活動では自分が行動し、それを共有すれば周りが聴いてくれる環境でしたが、社会人では簡単にはうまくいかないと考えています。そのため、チームで行動する際は周りがどんな事をしているのかをよく観察し、多くの行動を積むことが必要になってくると思います。成功体験を積み、その共通点を見つけ、行動することが多くの人を巻き込むことが出来るのだと考えます。なぜ多くの人に尊敬されたいのか。それは私の負けず嫌いの性格から来ているものだと考えます。自分が行動することで人々に感謝されることは自身にとって大きな幸せでもありますし、この回数を増やすことが社会人として働く意義となります。では、尊敬される上司やリーダーになるためにはどうすればいいのか。下の図を交えて説明したいと思います。

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理想の上司の条件として、部下に対する指示・指導・ゴール設定が的確という項目が1位に挙げられています。「相手が求めていることに全力で応えてあげるようにしなさい。」この言葉は入社する会社のリクルーターの方に言われたものですが、この言葉には良いリーダー・上司となるための一番必要なものであることをこのグラフを見て考えさせられました。また、指示や指導、ゴールを的確にするためにも、2位にランクしている仕事に関する知識やスキルを豊富しなければいけないと実感させられたグラフでもありました。良いリーダーとなるためには、仕事での大きな経験を増やすことが重要だと書きましたが、その上で私が目標にしている人物がいます。それが今年、肺炎で80歳で亡くなられたマラソンの監督で活躍された小出義雄監督です。

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小出監督は高橋尚子さんや有森裕子さんをはじめ、多くのマラソンランナーを生み出した監督です。2000年代はまだ、選手に檄を飛ばして指導する監督やコーチが多かった中、小出監督は選手を褒めることで能力を最大限まで伸ばし、多くのマラソンランナーに尊敬される監督となっていきました。指導するという面では社会人とは少し違いますが、上司となる際に後輩を育てる状況になった時に小出監督の指導法は良い上司となるためのヒントが多く隠されているのではないかと思います。小出監督が書かれた本にはこういうことが書かれてありました。「たとえば会社で七割の能力しか出せてない社員がいたとする。もし、その社員に自信を持たせ、一割でも二割でも能力を引き出してあげられたらどうだろう。そして、それが10人集まったらどうだろう。会社にとって確実に戦力アップになることは間違いない。褒める。激励する。自信を持たせる。それはまず言葉からではないか」この言葉は小出監督の指導法のスタイルでもある、褒めて伸ばすことが会社にとっても大きな利益をもたらす可能性を示唆していることが伺えます。小出監督のように良い後輩を育て、多くの人に尊敬されるには常に気をかけて、激励してあげること。これも、相手が求めていることに全力で応えてあげることの必要性があると理解することが出来ます。そのためには、多くのスキルや知識を主体的に大きな仕事を経験しなけらばなりません。

4.おわりに

ここまで、自分のわくわくするものと夢、二つの観点から説明させていただきましたが、わくわくする経験を仕事の中で沢山積むことが、夢でもある多くの人から尊敬されるリーダーになっていくために必要なものであるとこのnoteを投稿するにあたって改めて感じさせられました。仕事をわくわくするものに変えるためには、相当な苦労や努力を積まなければならないことは重々承知しています。社会人としてそう簡単にうまくいかないことも理解しています。社会の情勢を知ることやPCのスキルを増やすこと。これは今からでも出来ることなので、社会人一年目になる前にスキルや知識を増やすことを日頃から意識して、無駄のない生活を今後より考えながら送っていきたいと思います。

5.参考資料、参考文献
https://atlassian-teambook.jp/_ct/17188547
資料:アトラシアン株式会社 2018年6月調査
https://www.asahi.com/topics/word/%E5%B0%8F%E5%87%BA%E7%BE%A9%E9%9B%84.html
小出義雄(2009/03/10発行)『育成力』中公新書ラクレ187ページ