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自分ごとのど真ん中でkintoneアプリをつくってみたら、いろんな気づきがありました

「すごくない」kintone その2 Advent Calendar 2023 の 14日目 として投稿します。

2023年12月2日に滋賀県のブルーメの丘で開催されたスパルタンレースに初挑戦してきました!
レース挑戦にあたり、kintoneを活用してみました。タイトルのとおり、自分ごとのど真ん中でkintoneアプリをつくってみたら、いろんな気づきがあったので、それを書いてみようかと思います。

参加のきっかけ

きっかけは、約3ヶ月前。。。"チーム のべるたんズ"のメンバーから、レースに誘っていただいたことから始まります。
ここ数年、トレーニングをするモチベーションを失ってしまい、たまに運動しようと思い立っても、なかなか継続できない日々を送っていました。
運動不足で心身ともにモヤモヤしている状況を打破したい思いもあり、挑戦を決めました!

目標

挑戦するにあたり、目標は以下のとおり。

  • 怪我をしないで完走する!

  • エキサイティングな体験をする!

  • レースの準備を通じて運動の習慣をつける!

やっぱり続かない。。。

さて、スパルタンレースは前情報だと、とても過酷ということで、トレーニングを始めることにしました。
レースは3ヶ月後。3ヶ月もあれば、なんとかなるでしょうと思っていましたが。。。
トレーニング続きません。。。忙しさを言い訳にさぼってしまい、気づいたら、残り一ヶ月になっていました。

打開策

打開策として、トレーニングの報告を毎日、チームのメンバーに共有することにしました。
最初は、Slackへの投稿から始めました。

これが、とても効果的でした。
数日続けた結果、投稿しないと気持ち悪いので数分でもトレーニングをして報告するようになりました。
出張等でまとまった時間がとれないときも、数分のトレーニングをするようにしたのですが、これが良い方向に作用しました。
数分でも、工夫して真剣に取り組み、継続することで体力が向上していく実感を得られるようになりました。
また、数分で終わるメニューにシフトしだしてから、トレーニングにとりかかる際の心理的ハードルがグッと下がり、継続することが簡単になりました。

フロー情報からストック情報へ

さて、Slackの投稿を積み重ねていくと、振り返りをしたいと思うようになりました。
ああ、このタイミングはフロー情報をストック情報にシフトするタイミングだなと思い、投稿した内容をkintoneアプリに保存するようにしてみました。(この流れ、kintoneでいうと、スレッドでのコミュニケーションから始まって、そこからアプリへ発展していくパターンに似てる!

アプリは5分程度でつくれるとてもシンプルなものです。カスマイズも一切なし。(チーム のべるたんズと同じkintone環境をつかっているわけではないので、僕だけがつかうアプリです。)
作り始める前は、色々アイデアも浮かんだですけどね。
現時点の目的を考えると、それらの機能は一切不要だという結論に至りました。

ここで、大きな気づきがありました!

このアプリは、僕にとって「自分ごとのど真ん中」です。ゆえに、自分の目的に対して、最もシンプルな方法を選択でき、すぐに運用スタートできたと思います。自分ごとだと、手段の目的化が起こりにくいかもしれないですね。

反対に、「自分ごとすぎるがゆえに可能性を狭めてしまうこともありそう」と感じました。業務改善の現場で、しばし遭遇する「別に、今のままで困ってないし。。なんとかなってるし。。。」に陥りやすい。今回の例でいうと、「今回は必要ない」と判断した機能が、実は将来的に大きな飛躍をもたらす要素になりえたかもしれないのです。

となると、アプリをチームでつかって、みんなで育て上げていくことが、可能性を広げるために必要になってきそうです。
そう考えた時、kintoneはとても良いプラットフォームですよね。僕個人のトレーニングのデータをストックして分析するだけなら、他にいくらだって便利なツールはありますけど、"みんなで育て上げていく"という観点からすると、やはりkintoneが適しているって思います。
※今回は、前提条件として、チームで共有できる同一のkintone環境ではありませんでしたが、だからこそ、"共有"するメリットに気づけたかもしれませんね。

結果

上記のとおり、トレーニングの習慣化に成功したことで、レース当日まで、1日も休まずトレーニングを継続。ともて良いコンディションでレースに臨むことができました。
目標に掲げていた「怪我をしないで完走する!」「エキサイティングな体験をする!」「レースの準備を通じて運動の習慣をつける!」をクリアしましたので、今回のチャレンジは100点満点です!!


自宅の懸垂バーで鍛えていったので、雲梯、綱上り系はグイグイいけました~
チーム参加はみんなで助け合いながらゴールを目指します!全員で完走!!最高でした!!

また、今回のチャレンジを準備期間から取り組んだことで、次のレースの意欲も湧いてきました。
レース翌日も軽いトレーニング(積極的休養)をするなどして、連続トレーニング記録は継続。kintoneアプリに項目も追加するなどして管理方法もブラッシュアップをしています。
目標の変化に応じて、柔軟に素早く改修できるのもkintoneの良さですね!!


まとめ

つらつらと書いてきたのですが、「自分ごと」として真剣に取り組んだことは、仕事・趣味、関係なく学びが多いなぁと感じました。
今回は、趣味でkintoneアプリをつくってみましたが、業務に置き換えて考えたら、「こういうパターンにあてはまりそうだな」「こういう拡張したら面白そうだな」などが色々思い浮かびます。kintoneを通じて仕事と趣味を行き来しながら、いろんなことを模索してみるのは、なかなか良いアプローチかもしれないですね。

たとえば、kintoneを勉強しはじめで、「何からやっていいかわからない」という方は、業務と関係なくても自分の興味関心のあることからアプリ化してみるのも良いでしょう。

たとえば、業務におけるアプリ開発で行き詰まっているときに、ちょっと気分転換に、趣味に関するアプリをつくってみるのも、何かを掴むきっかけになるかもしれません。

そして、それをチームで共有し、思考を深掘りしていく。楽しそうですね(^^)

おまけ

そういえば、過去にもkintoneを活用して、自分ごとの習慣化に成功し、良い結果につながったことがありました。

kintone アソシエイト試験の勉強のときの話なんですが、もしよかったらこちらも参考にしてみてください。このときも、とてもシンプルなアプリで効果が出せましたし、僕以外の人でも使うなら、ここを拡張する必要があるよなぁとか、色々考えることができて面白かったです。

kintone 認定資格 アソシエイト試験 の振り返り







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