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改めて、未知の世界に踏み込む

『人間間ネットワークという観点で人間を捉え直してみると、強いつながりの中にいると、新しい情報へのアクセスがなくなるという問題が生じます。』

newspick パブリッシング出版 宇田川元一著 「他者と働く──
「わかりあえなさ」から始める組織論」P.153 12-13行目より引用

『他者と働く』という本を読んでこの一文に目を惹かれた。というのも、越境をしていてこんなことを感じたことはないだろうか。だんだんと自分の好みがわかってきて自分の好きなことばかりに越境してしまうのではないか。自分の好きなことをするのは確実に楽しいし、気の合う人もいるだろうから心地よい。だが、そこでじっとして新しい情報が入らないようになってしまうと思考が強いつながりの中での常識に引っ張られてしまうように思えるのだ。だからこそ、だんだんと越境している時こそ、自分の中で常識に囚われてしまわないように、自分の興味がない、好きではないところにも越境するべきなのではないか。


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