見出し画像

人生が少し生きやすくなったよ、って話

 記念すべき第一回は、このnoteを始めたい、というきっかけにもなった、1か月前くらいに、私の身に起こったある出来事について話していきたいと思います。

 私は、いわば「中途半端」な完璧主義でした。やろう、と決めたならすべて納得がいくまで隅々までやり遂げたい、と思うけれど、実際はそんなうまくいかない。出来るはずがない量のtodoリストをつくっては、出来なかった自分を責める。うまく息抜きしながら生きられてる周りの人間が羨ましかった。でも、今までは自分のことをただやってればよかったので、それでも何とかここまで生きてこれていたんです。しかし、大学に入ってからは他人との関わりが一気に増えて、段々と今までの生き方では無理だ、やり方をかえないと、でもどうすればいいんだ、と思っていました。そしてとうとう、2年になって最初の5月、その出来事は起こりました。

毎日実験、レポート、課題、部活、バイトに追われる日々で、自分が選んだ道のはずなのに、気づいたら「辛い」「しんどい」が口癖になって、毎晩のように泣きながら生きていました。毎日何とか生きてるけど、常に息が詰まる感じ。

そんな日々を過ごしていたある時、自分の中で何かがプツン、ときれて、ふと思ったんです。

「なんでこんなに辛そうに生きてるんだ、私」

ただ単純にこう思っただけだけれど、辛そうに毎日生きてる自分、周りに辛いアピールしてる自分が観えて、馬鹿馬鹿しくなったんです。これは私にとって、本当に初めての、目から鱗が落ちたような体験でした。うまく言葉では言い表せないけれど、とても大切なことに気が付いたように思います。私はこの出来事があってから、不思議と人生が生きやすくなりました。

なぜ、こう思えたことが、人生を少し楽に生きられるようになったのかは、正直まだよくわかっていないです。もし何かあれば、教えていただきたいくらいです(笑)。しかし、現時点では、限界を超えたからかな、と思っています。最初にいった通り、私は中途半端な完璧主義人間なので、今まで全てのことに100%の力を注ぐつもりできていました。だけれど、それでは無理な時が来た。自分のライフステージが一個上に上がったのかな、とそんな風に、今は考えています!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?