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3歳くらいの時、夜の線路の上を走ったこと(本人は覚えていない)

30代くらいのつらかった時期、いつも母親に死にたいとこぼしていた時に母が話してくれたことですが、母が若い時、幼い私(3歳くらい)を連れて夜の線路の上を歩いていたそうです。その時の母の心情は、どんな感じだったのか分かりませんが(しょんぼりしていたのかうきうきしていたのか)とにかくふらふらと歩いていたそうです。そこへ電車が来て、ひかれるすんでのところで、私と母は必死で走ったそうです(覚えていないけれど)それで母が言うには、あの時私も助かろうとして、必死に走ったらしいということと、怖かったのでずっと言えなかったらしいということ、ゆえに命を大事にしなくてはいけないということでした。全く覚えていないので、3歳くらいの自分が一生懸命走っているところを(後ろに電車が迫っている)を想像してみました。その話が本当のことかどうかいまいち分かりませんが、3歳の助かった自分によく頑張って走ったねえらいえらいといえるだろうかと思ったりもします。これからの人生もあんたは逃げるみたいに突っ走ってばかりの人生だよ、あの時死んでいたらまだ楽だったかもねと意地悪く言ってるかもしれない自分がいたりします。逃げるみたいに突っ走ってばかりいた人生(今は省みる余裕が少しあって、こんなものを書いているけれど)いつか息がきれて力尽きる人生について、少しずつ書いていければと思います。

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