【プロット】Ten菜★Beat②【没作】

たぶん忘れられている、Ten菜★Beatのプロット後半戦です。

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【４】
①

お見合い話が持ち込まれる。ただしオッサンのところばかり。どうして俺じゃないんだ、と愚痴る天に、お見合いババたちは「年齢順」「結婚する気があるなら今のうち」とのこと。オッサンは何か適当な理由をつけて断っているようだが、高望みしすぎだと思う。俺なら明るくてよく働く嫁さんなら、ちょっとくらいぽっちゃりしていても･･････と想像していると、弟がこそこそと役場を出かけるところに遭遇。そういえば夏祭り以後、あいつも変なんだよなあ、とこっそり後をつける。行き先はといえば、オッサンの家。弟はオッサンのことをよく知っているが、そんなに仲がよかったのか？　隠れて見守っていると、二人は口論を始める。話を聞いていると、どうやら二人は恋人同士らしい･･････。弟がゲイだったことを初めて知り、衝撃を受ける兄。動けず息を潜めていると、弟がヒステリックに「もういい！　僕はどうあがいても、○○さんのお嫁さんにはなれない！　別れる！」と、決別宣言をして、ずんずんとその場を立ち去ってしまう。追いかけようとして諦めたオッサンが、天の存在に気づく。