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2021年集英社ノベル大賞 最終選考結果に寄せて

昨日、2021年集英社ノベル大賞の最終選考結果が出ました。

今年は大賞と準大賞が一名ずつということで、複数出てよかったな~、とホッとしております。
受賞者の方々、おめでとうございます。
デビュー作は基本的に購入している(買い逃すこともあるけど)ので、発売されるのが楽しみです。


何よりも今回、投稿者の度肝を抜いたのは、大賞受賞者が17歳の(おそらく女子)高校生という点ではないでしょうか。
17歳。
うーん。私のちょうど半分の年で大賞受賞&作家デビュー。
うーん。


正直、一瞬2022年に向けてのやる気がダウンしたのは否めません。
が、よくよく考えれば、私がコバルト文庫を愛読していた中高時代に活躍されていた作家の先生たちの中にも、ティーンでのデビューはいた。
確か短編小説新人賞の審査をしていた倉本由布先生もそうだし、『姫神さまに願いを』の藤原眞莉先生もそうだった。
大学生になって、コバルトをちょっと離れた頃にデビューした作家さんも、15、6歳だったんじゃなかったかな。
(今調べたら、やっぱり15歳で受賞してた)


昔、雑誌で審査結果を出していた当時は、受賞者の年齢も出ていたと記憶しています。
(いや、それどころか顔写真まで載ってた気がするぞ)
大賞の人が年齢公開しているのは、本人の望むところかどうかはわかりませんが、「17歳の若さで」というアドバンテージ、宣伝文句になるから、という理由なのかな。

ちなみにこの方、コバルト短編小説新人賞でも入選していらっしゃるので、ネット上でその才能の片鱗を読むことができます。(第209回)
読んだ私→「は~・・・・・・こりゃ書けぬわぁ・・・・・・」でしたね。ええ。

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