一生懸命とは何か？ぷろおご日記から考える。

はじめに

どうもこんにちは。はざぶーです。
ADHDの習性なのか、最近は2ヶ月ごとに新しいことに手を出してしまいます。
最近は占い。スキルクラウドでスピリチュアルが苦手な人に相性が良さそうな、道具を使わない占いを1万円で提供しています。人はそれを人生相談ともいう。（意外に利用者がいたり）

https://www.skill-crowd.com/serviceDetail/59941/

さて、今回は毎月購読しているプロ奢ラレヤーさんの記事から。なんとなく考えたことを書きます。元記事は有料なので気になった方は購入すると良いですよ。

一生懸命とは何か？

尾田栄一郎「ONE PIECE」より

ルフィ「俺は剣術も使えねェんだコノヤロー！航海術も持ってねェし！料理もつくれねェし！ウソもつけねェ！おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある！」

一生懸命な感じがするセリフ。一生懸命とは何か？よく仲間を集めるときに目にするワードですね。どんな時に効力を発揮するか。プロ奢ラレヤーさん曰く、「人を惹きつけるときに目にする」とのことでしたが、同意。

上の例のように、仲間を集めるときに一生懸命さを感じますよね。
今回は仲間を集める時に必要なものは何か？という観点で分析し、そこから一生懸命の正体を探っていきたいと思います。

仲間とは何かを交換し合う関係。

仲間集め。そこには自分と自分以外があります。そこではお互いに欲する「何か」が交換されている。では何が？

シンプルに考えると、人が大切にしたいのは「自分自身の心と身体」ではないでしょうか。つまり、「心：心の栄養素（自分を知ってほしいという気持ちなど）「身体：金銭や時間など、間接的に自分の体の栄養に変えられるもの」

これらにつながる何かを交換できることが、仲間になる条件ではないかと。

交換相手として信じられるか？

「ほんとうにあなたは交換相手として相応しいですか？」「私の欲しいものを持っていますか？」当然発生する疑問。では信じてもらうために何が必要なのか？

人は「他人の中にある自分と同じもの」を信じる。

それは自分。ほとんどの人は自分を信じている。自分に隠し事はできないから。つい見栄を張ってしまったり、朝起きられなくて遅刻してしまったり。そういうものを全てまるっと含めて信じている。同時に、自分の中にあるものを外に見つけた時もそれは信じられる。僕たちがプロ奢ラレヤーさんを信じているのも、彼が遅刻をしたり、誰かに奢られて生きる、ということが僕たちの持つ何かとリンクしているからだ。

そして「自分を知ってもらいたい」という欲求は、他人の発言の中に自分を見つけた時に「いいね」や「RT」といった同意を示すことで満たすことができる。それが大きければ多いほど良い。バズりは心の栄養。（人によっては炎上も栄養）

最後のきっかけは自分からの提案

ということで、「あの人自分と同じ価値観だ〜」と認識できることがキモなのだけど、それだけではまだ足りない。いいねやRTくらいなら気にしないのだけど、大切なお金や労力を交換対象にするとなると話は別。

最後に必要なのは、自分からの提案である。
よく意味がわからないと思うので、頑張って説明してみる。

何かをすることの裏には「しなかったこと」がある。人は損をしたくない。損失回避性というものがある。損をしないために判断したことを、よく知らない（信じていない）赤の他人にとやかく言われるのは鼻持ちならない。

僕が今ドトールで300円のコーヒー1杯で6時間粘りこの記事を書いているのは、会社を休んでいるからだ。会社に行くとメンタル的に損をすると考えているからだ。もう一杯コーヒーを頼むと損をすると判断したからだ。

だから、もし僕が隣の知らないおじさんから「会社に行った方が得だぞ。こんなとこにいてもダメだ！」と言われても「おっしゃる通りです」とはならない。

だけれど仮に、自分と同じ価値観を持つ人が現れて「やらないと決めたことの改善プラン」を考案して来たらどうだろう。話を聞く気になるのでは無いだろうか。そしてそのプランが「なるほど確かに！」となるものだったら、僕はおそらく明日から会社に行くだろう。それは、相手の中に存在する、自分からの提案だからだ。

一生懸命の正体

こうやって、相手に「キミは私なんだな」と思わせること。そして、明示したプランによって心と身体が満足できる状態を確認した時、仲間になるのだろう。自分から自分への働きかけ。取引。この一連のムーブが「一生懸命」の一面なのだと思う。知らんけど。

余談だけど、なんか「コピーロボット」を思い出しました。

藤子・F・不二雄「パーマン」より

終わりに

実は昨日「多重人格」の方を占ったので、そこから気づいたことを書こうと思ったのだけど、ついこの記事を書いてしまいました。流石に帰らないとドトールに悪いので今日は帰ります。

コーヒー1杯で6時間も粘ることに抵抗のある方は、サポートなどをしていただけるとその分ドトールに還元します。加えて記事も書くので、僕も、ドトールも、あなたも良い。いわゆる近江商人の「三方よし」になるので、ぜひよろしくお願いします。

そんじゃ！