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問いシリーズ①ぼくがアウトプットが苦手なのはなぜ?脳科学から学んだ「報酬系」ハックのコツ。

この「問いシリーズ」は基本的に「ぼくが生きる上で感じる息苦しさ」をどこか遠くへ飛ばすために考えたことをまとめたものです。

多少文体は変えてあるけど、自分トリセツという意味合いが強いので、読む人は「こういう人もいるんだなァー」程度でよろしくね。

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将来の飯のタネに自分のコンテンツを作りたい。noteとかブログとか。そういったなんかお金に変わる可能性のあるもの。作っておけば明日のジュース代くらいになるかもしれない。でも、着手できない。分かっているのにゲームとかをやってしまう。もしくは宿題に着手すらしていないのに、サボらない方法を延々と調べてしまう。今回はこんな現象をテーマに自分をハックする方法を考えていきたい。

とりあえず「脳の報酬系」というワードにアタリをつけてみる。

モチベーション的な問題は「脳の報酬系に起因する」ことが多いらしい。
そんな記憶を頼りにネットを漁るとADHDに関連した記事がちらほら出てきた。ティンと来たので読む。
ADHDの特性は「実行機能」と「報酬系機能」の二つの脳機能がキモっぽい。
衝動性・多動性・不注意などのADHDの特性は、「実行機能」と「報酬系機能」から考えると理解しやすいとのこと。

実行機能とはなにか

脳機能における「実行機能」は次の4つ。
①行動を分析し、組み立て、優先順位を付けて行う能力
②一つの情報を記憶しながら他の作業を行う作業記憶(ワーキングメモリー)
③感情、動機、覚醒レベルの自己調整能力
④会話の内在化

これらの機能の低下により行動制御の障害が起こり、①何から行動したらいいか判らず順序立てた行動が取れず、すぐに取りかかれない②情報を保持しながら他の作業が出来ないため、他に注意が向くと前のことを忘れてしまう③感情を抑えられず爆発しやすく、イライラ感がある④思ったことがすぐ言葉に出るなどの症状が現れ
るらしい。

→ぼくの場合は、実行機能については問題なさそうだ。サボるけど。一応こうやって調べたりしてるし。

報酬系機能とはなにか

報酬系とは、満足感、達成感をつかさどる神経系。報酬系の機能低下により、充足感が不十分で、報酬の強化が十分に出来ないため、待つことを最小限にするための衝動的な行動、注意を他の物にそらし気を紛らわせるなどの代償行動として、多動性や不注意が現れると考えられているらしい。

【出典】山形祟倫「こころの健康 ADHD(注意欠陥多動性障害)の理解と対応」

つまり、「1年待つとドーナツ100個もらえる。でもそれを諦めると今50個もらえる」の二択で今スグもらう、を選んでしまう人のことだ。(すぐに結果(刺激)が出ないものにはやる気を持てない)

我が身を顧みる

たしかに。すごく思い当たる。ドーナツは別に対して欲しくないので1年くらい待つかもしれないけれど、パチンコやゲームなどすぐに結果(刺激)を得られるものついやってしまう。逆に宝くじや懸賞みたいな「いずれ結果が出る」というものは興味を持つことができない。マジメなところでは、学習や自己分析はたまにするが、あくまで「今解決したい悩み」のためであり、それはやはり「すぐに得られる刺激」と言える。じゃあやっぱり僕は報酬系が弱いのかもしれない。


解決編 〜報酬系をハックしろ!〜

ここまでは「もしかしたら報酬系が弱いのでは?」という問いの確認である。
幸か不幸か自分の特性を知った以上、ここからが解決編だ。
報酬系機能については正式な診断を受けたわけではないが、解決したい問題なのは確かなので、ぼくの報酬系機能は「弱い」と判断した上で対策を考える。報酬系を強くする方法は見つからなかったので今回は考えてない。

さて、noteやブログなどを当てはめて考えてみるとどうだろう。
この手の活動の報酬は「いいね」「アフィリエイト収入」「記事の売り上げ」などが該当するだろう。そう考えると確かに、報酬を手にするまでが遠いように感じる。まじか。ぜんぜん魅力を感じない。理性ではわかっているけど、本能がそれを邪魔する感じだ。女の子には奥手なくせに、変なところでぼくの野生が強い。

じゃあ、アウトプットができるようになるには「報酬がすぐに支払われない」状態から「報酬がすぐに支払われる」ように仕組みを整えてやる。自分にとって何が報酬として認識できるかを見極め、コース上に報酬の一部を置いてやればいい。もっと短い距離で手に入るようにしてやる。
「目の前にニンジンをぶら下げられたお馬さん戦法」だ。

この戦法を使って僕の報酬系を再構築してやる。
ぼくにとっての報酬は「自分を息苦しさ、コンプレックスから解放すること」だ。今のところそこにしか魅力を感じない。だけれど、これで良い。自分について考え、まとめるその過程ですでに「文章」は生成されている。投稿するための商品はできているのだ。

後半、流れるようにコンボを決めてしまったが、とどのつまり、ぼくの場合は目的を逆にすれば良かったのだ。
文字を書くために無理に何かを考えるのではなく、自分のために考え、その途中で生まれたものをそのまま発表する。

「自分のために考えること」×「文字で残すこと」=アウトプット

これが今回の問いに対するアンサーである。

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