ボカロ厨、ニコニコ大百科でボカロ曲の記事を書いてくれ!
と私は常々思っていますが、自力で新しいことを始めるのって結構腰が重いですよね。
ということでニコニコ大百科(以下「ニコ百」)の手引き的なnoteを書いてみます。「ココを読むだけでボカロ曲の記事を書けるようになるよ!」そんなnoteを目指します。ボカロ曲の記事以外にも応用できますが、今回はボカロ厨向けです。(名指ししたほうが伝わりやすそうなので。特にお前。記事を書こう。)
なお、ココに書いてあることは我流です。
目的
①なぜボカロ厨にボカロ曲の記事を書いて!と言っているのかというと、ボカロ曲を検索したときに、検索上位にニコ百の記事が表示されてほしいからです。(記事が存在しないと検索結果に表示されることもないのでね。)
ニコ百が身近にあることは、とても大事なことだと思うんです。ニコ百の曲記事はニコニコ動画への入り口たり得ます。ボカロ曲を調べようとすると、だいたいニコ百に辿り着く、そんな世界になってほしい。(ちょっと思想入りますけど、日本人のオタクなら、ぜひとも国産サイトのニコニコを使ってくれ。)
昔の曲を調べると検索上位にニコ百の記事が表示されますが、最近の曲はあんまりニコ百の記事が出てきません。何やら歌詞サイトが表示され、youtubeに誘導されることが多いです。我少々不服。なぜこうなるのかというと、誰も最近の曲の記事を書いていないからです。書きましょう。
②動画視聴ページでタグを見たとき、記事のあるタグには赤い「百」マークが、記事のないタグには灰色の「?」が表示される。「?」を減らして「百」を増やしたい。
必要なもの
・プレミアム会員のアカウント
基本的にプレミアム会員がニコ百の編集権限を持っています。プレミアム会員になりましょう。
・編集デバイス
オススメはPC。スマホやiPadでも編集できるけど、操作性は微妙。PCこそが正義。
・テキストエディタ
ある程度慣れてきたら導入しよう。なくても大丈夫。
ニコ百の編集画面 :
白地に黒字、ゆえにずっと見てると疲れるかも、長文コードが見づらい、保存機能がなくデータが消し飛ぶことがある(実際に数時間分の編集データが消し飛んだ人がいる)
テキストエディタ:
黒背景だったり文字に色がついたり、保存機能があったり、コピペしやすかったり(エディタによりけり)
新規記事の立て方
①まだ記事が書かれていないタグの灰色の「?」マークをクリック
②「新しく記事を作る」
③編集フォームで編集する
リンクの挿入や文字色などの簡単な編集は、HTMLコードを使わなくてもボタン一つで可能。
ちなみに「htmlエディタの有効と無効を切り替える」と高度な編集ができる。慣れないうちは避けておk。
④編集コメントを書く→「編集内容を確認する」
新規のときは「新規」でおk。文体は割とふざけてもいいと思っている。でもどこを編集したのかはしっかり明記しておこう。(「記録の表を追加」「関連動画を更新」など)
⑤「投稿する」をクリック
投稿すると投稿されます。引き返せるのはここまで。(まぁ間違えてる箇所があれば後からでも編集できるけど。)
何を書けばいいのやら
↓例↓
概要
「(曲名)」とは、yyyy年mm月dd日に投稿された、(ボカロP名)による(歌唱キャラ)オリジナル曲である。ボカロP以外にも絵師・動画師・その他 関係者の情報もあるといい。
同年dd日に、VOCALOID伝説入りを達成。自身何作目?今年初?所要日数?などを書くといいかも。あまりに記録が多いときは箇条書き、技術があればtableにまとめるといいかも。n百万の記録は逐一やってほしい。ニコ百の記事はデータベースの意味合いもあるので。
yyyy年mm月dd日、あの音ゲーやCD、カラオケなんかに収録。
曲や映像に関する小ネタなど。「関係者のtwitter ID + 曲名」でtwitter検索するとよく情報が集まる。
歌詞
記事に歌詞を記載するかどうかは人によるところがあるらしい。私は書く。「動画概要欄より引用」とか出典を明記すればいいんじゃないですかね。知らんけど。
MV演出に合わせて一部文字色や大きさを変えたりすると味が出る。でもあんまりくどいと逆に見にくくなったりする。ほどほどに。
【追記】
引用であることを示すためには、<blockquote>タグで歌詞を囲っておくことが必須らしい。
関連動画
タグ検索から、「セルフカバー」「歌ってみた」「REMIX」「演奏してみた」「描いてみた」などなど適当なジャンルからそれぞれ上位1つくらい、全部でだいたい4~6つくらいの動画を貼り付けるといいかも。
編集ボタンから簡単に張り付けられるよ。
関連静画
あるかな?あれば貼る。イラストはあんまり静画には投稿されていないことが多い。ニコ百記事の充実のためにも、絵師はニコニコ静画にもイラストを投稿してくれ!(MV原作者、ファンアートにかかわらず。)
関連商品
ある?あれば貼る。
商品一覧はココから検索できるらしい。
関連コミュニティ
あれば貼る。
関連リンク
・OFF VOCAL 置き場
・関係者の各種SNSやHPなど
・利用規約
・通販サイト
などなど
関連項目
関連するニコ百の記事に飛ぶための場所。記事が作られていない単語を記載する必要はない。(記載してもいいとは思う。)
・使用キャラクター(初音ミク 重音テト 可不 とか)
・使用ソフト(VOCALOID UTAU CeVIO とか)
・関係者名
・記録タグ(〇〇伝説入り 〇〇伝説入りの一覧その5 とか)
・曲分類タグ(VOCAROCK 食堂入り とか)
などなど
新しく立てた記事が既存の記事の関連項目になる場合は、既存の記事の関連項目に追記しましょう。
例:「ヒバナ」の記事を作ったので、「DECO*27」の記事の関連項目に「ヒバナ」を追記する。
また、ボカロPの記事を作った場合は、「VOCALOIDのプロデューサーの一覧」にボカロPの名前を、作った記事に飛べる形で記載しておきましょう。
例:「子牛」と記載すると「子供の牛に関する記事」に飛ぶので「子牛(ボカロP)」と記載するか、リンクを挿入する。
注意点
動画記事なのか単語記事なのか
ニコ百の記事には「動画記事」「単語記事」「生放送記事」などの分類があります。「動画に関する記事については動画記事」ということになっていますが、動画記事にするメリットがほぼなく、ほとんど慣例みたいなものなので、私は「単語記事」で作ることを強く推します。
①「目的」の項目で「検索上位にニコ百の記事を」と言いましたが、動画記事は検索上位に全然出てこないとの噂です。実際そんな気はする。(例:「メルト」には単語記事と動画記事の2つが存在するが、検索上位には単語記事が出てくる。)また、動画が削除されたとき、記事名が「削除された動画」となり余計に検索に引っかからなくなります。(例:おとわっか)
②「動画記事」で記事を立てても、曲名タグの「?」は「百」には変わりません。「百」にするには「リダイレクト」という作業が必要(表記ゆれの単語同士の結び付け)ですが、地味にめんどくさいです。
って感じで「動画記事」だと冒頭に述べた目的が何も達成できません。「単語記事」で作りましょう。(異論は認める。)
記事の装飾
ニコ百の強み。HTMLエディタを使うと、背景の色を変える、表(table)を作るなど、高度な編集が可能です。曲の世界観に合わせて味のある記事を作ることができます。ただ、「この強みを生かさなければ」と義務に駆られ、無理に着色したりしようとすると逆に見づらくなることがあります。ナユタン星人の曲(エイリアンエイリアンとか)などの顕著なものでもない限り、過度な装飾は避けた方がいいかもしれません。
彩度が高い色を多用すると目が痛くなる。気を付けよう。色盲・色弱にも配慮しよう。私は背景色と文字色の明度差をつけることを意識しています。
さらにニコ百の強み、既存の記事の編集フォームから、他人のHTMLコードを閲覧することができます。「この記事のこの装飾はどうすれば作れるんだ?」と思ったときにコレで学ぶことができます。すごい。
ニコ百には、使用できないHTMLタグが存在します。ところがどっこい、このダメなタグが使われていても、編集フォームでは問題ないように表示されます。長時間の編集ののち、投稿するぞ!と投稿ボタンを押してプレビュー画面に進んだときに、初めてエラーが表示されます。どのコードがダメなのか、自分で探して修正する必要があります。超めんどい。こうならないために、ときどき、頻繁に、画面下の方の「PCプレビュー」「スマホプレビュー」をクリックして、エラーがないか確認しましょう。
テンプレート
慣れてきたら作っておくといい。コピペできるのでかなり楽。テキストエディタと合わせて最強になれます。
空気感
文体。わりとふざけてもいいと思う。ふざけるというかパロディ?曲の世界観に合わせていく感じっぽいな。でもこれも過度にするとくどいかも。
クールタイム
記事の編集は1分?だか5分?だかの間隔、新規記事の作成は15分間隔のクールタイムがあります。地味にめんどい。
記事のメンテナンス
自分が立てた記事は、その後も見守っていきましょう。誤情報や新情報があったときは、自分が率先して記事を更新していきましょう。掲示板で情報提供があったりします。自分が編集したことがある記事はだいたい「ウォッチリスト」から確認できます。
おわり
twitterにコミュニティ「ニコニコ大百科の会」があります。
「VOCALOID界の出来事の一覧」に記載する情報を随時募集しています。編集するか、掲示板に書き込んでくれると助かります。(内容が少ねぇと怒られました。)
誰かをニコ百編集沼に引きずり込みたいときは、このnoteをぶん投げてみてください。