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フェイスシールドVS眉毛

失われた資源、眉尻

伐採に伐採を重ね、砂漠と化した眉尻。今日はコロナの感染対策にかかる化粧崩れとの戦いについて語ります。

オミクロンパネェ〜〜! が口癖です。いやすげえわ。強いわ。うちも大変。一度出勤したら朝から晩まで走り回っています。私は家に帰れるし休みも取れてるポジションなので全然マシなんですが、レッドゾーンに入ってるドクターやナースやヘルパー各位には頭が上がりません。もうさ〜〜可愛がってくれる上司も仲良い人達も現場入りして戦ってるの〜〜。皆が過労やコロナ感染で倒れる前に終息してくれ頼む。
弊院だけでなく、保健所や検査会社、物資を調達してくれたり運んでくれる方々に感染性廃棄物を処理してくれる業者の方。本当に沢山の方々が第6波で戦っているのを感じて、背筋が伸びます。しんどい局面、仕事が嫌になる時もありますが、ここまでリレーを繋いでくれている方々のおかげで心は折れず、毎日気持ちを奮い立たせて私も仕事をしています。弱音吐いていられねえよ!

でね。眉毛の話なんですけどね。

今、マスク二重+フェイスシールドという第一種戦闘ファッションで総員仕事してるんですが、フェイスシールドってメガネタイプとゴムタイプの2種類あるじゃないですか。私は既に自前の視力矯正用としての眼鏡をかけているので、メガネタイプフェイスシールドを選ぶと、1つの耳にかかるものが、眼鏡のツル+マスクのゴム紐×2+フェイスシールドのメガネのツルとなり耳が圧力に屈して千切れそうなのよ。痛い痛いすぐさま痛い。これはもう耳の用途を間違ってると思う。想定外な使い方をしていると思う。引っ掛けるのに丁度いい出っ張り扱いされて耳の細胞が怒ってると思う。かつてないほど上に物載せられて耳が「さすがにうちの部署の負担が大きすぎるんですけど! 飛沫防止なら飛沫出してる口と鼻でどうにかしてください!」って意見具申してる気がする。私ならする。

となると、おでこにバチーンとつけるゴムタイプなんですよ。それはそれで側頭部締めつけられて頭痛の原因になってきますがまだ我慢できる。薬飲んだら耐えられる。

で、ゴムタイプのやつをつけるじゃないですか。あれ、つけたことある人はわかると思うんですが、おでこに当たるところはスポンジなんですよね。そして、スポンジが化粧を吸うんです。デコのファンデーションと、ずり下がったら眉を吸うんです。

眉を……吸うんです……。

細眉以外が流行するだなんて思いもよらなかった頃

中学生の頃、息を吸うように眉を抜いて抜いて抜きまくっていました。「ずっと抜き続けていたら生えなくなる」という部活の先輩の言葉を希望に、抜き続けていました。かつて眉毛は、細いことが、存在感を徹底的に消すことが当たり前だったのです。

安室奈美恵、SPEED、モーニング娘。、浜崎あゆみ、倖田來未……。平成のカリスマは女子(少なくとも私の学校の学年の女子)の美の象徴。カワイイ=彼女達(少なくとも私の学校以下略)であり彼女達のルックスこそが正道(少なくとも以下略)。そして、『平成 眉毛』で検索してください。

眉 は 細 く て ナ ン ボ !

眉は細くなければならなかった。眉は……というか、眼を強調させねばならなくてそのために眉毛は不要な毛であった。そう信じこんできた。化粧をするようになったら、毎朝ビューラーのゴムをライターで炙って温めてからまつ毛を上げ、ボリュームマスカラをこれでもか! とまつ毛になすりつけ、目の際を黒いペンシルでゴリッゴリ塗った。ファラオの妃候補かってくらい囲んだ。一方眉毛はひたすら抜いた。細くするには剃るか抜くかだが前述の先輩の言葉により私は抜いていた。皮膚の薄いところも関係なく抜いた。眉頭は残したため見事なつり上がり眉となった。上沼恵美子やつんくとそっくりだった。

今の若い子知らんかもしれんがつんくはめっちゃ声良くて歌うまかってんで……。

大阪のゴッドネスもめちゃくちゃ歌が上手い。司会できる・漫才できる・おしゃべりクッキングできるそして歌が歌えるだなんて芸達者にも程がある。

ゴッドネスのひとり喋り全然聴いてて飽きないの本当にすごい……










ちゃうねん!




眉毛やねん!!!






時は経ち今。私の眉尻は本当に全然生えなくなりました。そして今や太眉・ナチュラル眉ブーム。嘘やろ。信じられへん。若毛の至り! 自分のやった行動! 「オバ見えメイク!」「老け見えメイク!」とかネットのお化粧記事にあるじゃんもうすごい分かるのよ~~! って誰がオババじゃコラ!!

なので今は必死に書いています。ゴリッゴリ書いています。そして前髪で隠したりしていました。ところが! そう、ゴムタイプのフェイスシールドの野郎が現れてからというもの! 必死でごまかしてた眉が! す、スポンジに、吸われる〜〜!! やめるポヨ〜〜!!

ドラフト会議の末、一軍に迎えた精鋭

これまで使っていたアイブロウは、そんなに消えやすいものではない。悪いものでもない。

以前茅原実里ちゃんがFC限定ラジオでメイク紹介をしていてその時に話題に上がったナチュラグラッセのアイブロウパウダー。元々ナチュラグラッセ結構好きでアイテム何個か持ってたのでこれも買ったんですが、超良いよ使い心地。粉質もだし色も落ち着いてるし、付属のブラシの毛の密度ったら! 毛足長い方なんかもうモッフモッフしてるの。アイブロウでこの付属ブラシのクオリティはすごい。

ただしフェイスシールドのスポンジには吸われる。

取れやすい印象ではなかったんですが改めて商品紹介ページ読んだら「石鹸でOFFできる」って書いてる。そうだったのか……。

他には、プチプラのアイブロウならパウダータイプならKATEとか

ペンシルタイプならexcelとかも

ありますが、まあ同様です。

そもそも眉尻を不毛な大地にしてしまったので粉が毛に絡まず定着しにくいんです。そういうことなんです。つまり、肌に負担かかっても、もっとしっかり定着するテクスチャなら、スポンジに勝てるかもしれない。材質を見直そう。

リキッドは以前、化粧する時自分のモチベが絵を描くモードになってしまい難しかったんですよね。入射角が…もうちょっと…ああそうじゃない…違う…ストロークが…そうじゃなくて…! っていうのをずっと繰り返す。ペン先が細ければ細い程描きこみたくなる、でもそれは自己満足であるという好例です。同様の理由でアイライナーも使えません。自分の目元にピクセルを見出してしまう。

ティントもな~~~~!! 勇気が要りすぎる!! ティントした後「やっぱり形がちょっと……」って思った時どうするの!? 消えるの待つの!? ってドキドキして塗れなさそう。すまん。

そして目をつけたのは、ワックスタイプ。脱毛のためのワックスではなくて、アイブロウパウダーの下地にワックスを仕込むというやつ。

結果として、これ良いです!! 現段階の暫定一位!! さすがTHREE!!

2021年の初春に初めて出たやつなんだけどその時はねー手を出さなかったんですよ。ワックスって扱えなさそうで。でもそれから1年非常に口コミが良いのでずっと気にはなっていたんですよね。もう買った。この勢いで買った。そしたら大当たりだった。実際にこれつけて勤務したら19時くらいまで眉尻が残ってました(※昼にお直し1回しています)。ちょっと輪郭がボケてテカッてるかな、くらい。許容範囲です! えーこれ良い。今回はライトブラウンだけを買ったけど他の色もすでに欲しい。新しいお化粧品、冒険してみるもんだな!

自分を鼓舞するために必要なもの

さて、化粧品を新しく買うだけで結構元気になれちゃうもので、時間に余裕を持って起きて眉毛書こう! とか、眉毛直すために昼休憩きちんと取ろう! とか、少しずつ良いスパイラルが生まれています。もうねー、コロナ禍が2年は経った今ねー、ストレスと折り合いをつけてのらりくらり頑張っていくのが最適解だと感じています。毎日のストレスを楽しく攻略していく世界。オミクロンの派生株も取りざたされていますし、引き続き感染対策しながら好きなもの達に癒されていこうではないですか。

「パンデミックはいつかは終わる」と信じていても、「いつか」がいつなのかは誰にも分かりません。いつやってくるか分からない未来の希望に思いを馳せる前に、このコロナ禍のストレスフルな日常も大切な人生のひとつと認知し、一日一日を楽しく健やかに生きる工夫をしていきたい所存であります。はい。

最後に

アイブロウは個人の感じ方とか肌質にもよるのであくまでご参考までにお願い致します。ワックスタイプのアイブロウでもフェイスシールドのスポンジに吸われるかもしれないしパウダーのみやペンシルのみでも消えない人もいると思うので、皆それぞれで研究して良いフェイスシールドライフを送ろうね!!


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