Day3
期末試験真っ最中。
現実逃避か、ゲームばかりやっている。
そしていつのまにか寝落ちして朝起きる。
「もうダメだ!終わった!!
あれもこれもそれもやれてない!!」
「お前らはいいよな、気楽な毎日で!!」
と物に当たる息子。
ため息をつく私。
「誰も俺のことなんかわかってくれないんだ!!
こんなに大変なのに!!生まれるところからやり直したい!!」
息子よ、私もだ。
しばらく荒れる息子を眺めていたら、なんだかふと
背中が寂しそうだった。
寂しい背中、弱いんだよな、、
気がついたら175センチの息子を抱きしめていた。
「大丈夫だよ。ワンチャン、まぐれで点取れるかもしるないし!頑張ったんだから、点取れなくたっていいよ」
とヨシヨシと背中をなでた。
涙を拭く息子。
不安だったんだね。
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