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【急ぐと焦るの違い】

急ぐと焦るは明確に差異がある。

今回は、実際の運動時を想定して、これを記していますが、他の多くの場面でも通ずる事であると痛感している次第。

臨機応変に急ぐべき時は多々あるが、だからと言って焦る必要はない。

もう少し具体性を高めて言うのならば、焦らなくて良い様に準備を入念にしておくべき。

適切且つ適度に急ぐ事で運動の①パフォーマンス及び②精度は高まる。

しかし、焦ってしまうと余計な緊張を生む事になり、それが不必要なブレーキとなる。

これが、①と②を如実に低下させる数ある要素の内の1つと言える。

要は、出力及び緊張はアクセルにもブレーキにも簡単になりえる。

それは、少なくとも部位(場所)やタイミング(時間の長さも含めて)によって、良くも悪くも柔軟に変化する。

つまり、余計な何かしらをしない事と、間を適切且つ適度に確保して上手く使い熟す事も非常に重要である。

しかし、上記の2つを体現する事は容易ではない。

何故ならこれは、必要な事をそのタイミングでのみ適度且つ十分にこなせているからこそ成せる業。

にも関わらず、こう言った重要且つ複雑で難易度の高い要素を無視した非常に単調な筋肉に対して極めて負荷の強いトレーニングを課す事による弊害はある。

それは、重要な要素が使われていない又は欠落している状態で筋肉の強度は急加速的に向上してしまう事にある。

仮に欠落はしていなくても、それとの結び付きは少なくなる又は無くなるのは確かである。

しかし、一見すると単調に見えても重要な要素を含ませて実践できている人も稀にいる。

それこそが、本来あるべき姿であり、本質であると私は感じている次第。

だからこそ、必ずしも筋力が運動に対する動力源となるとは限らない。

だから、筋力は必ず動力源となり得ると、一つ覚えに信仰心を抱いていると、いとも簡単に結果に裏切られる羽目になるのは容易に想像できる。

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