小さな掌

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『小さな掌』

とあるパン屋さんが、新しいパンを作りました。

パン屋さんは、この新しいパンに、フランス語で『petit paume（プティパーム）/小さな掌』と、名前をつけました。

なぜなら、このパンを作るときの手つきが、まるで、小さな子供が大切なものを手のひらに乗せた時のように見えたからです。

petit paumeには、はちみつで和えた干し葡萄と胡桃が入っていて、それは甘くて香ばしく、優しいおいしさが広がります。

パン屋さんは、petit paumeを通して、心を込めて努力をすれば、小さな手でも、大切なものを作り出すことができるんだよ、と伝えたいと思いました。

そして、例え今は上手にできなくても、今できる精一杯を込めればいい。
そんなたくさんの積み重ねが、君の未来の道標になるんだと、みんなに伝えたいと思いました。

そして、petit paumeを食べることで、大切な人たちと一緒に過ごす時間や、小さなことに感謝する気持ちを育んで欲しいと考えています。

小さな手を眺めて生まれたpetit paumeのおいしさを、ぜひ一度味わってみてください。

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パンを作りながら、自分がパンを通して何ができるのか、みたいなことをよく考えています

美味しいを作る今ももちろん大切だけれど、

その積み重ねのずっと先にある未来も見つめながら、パンを焼いていきたいと思うんです

→追伸
petit paumeは、また5月に焼きたいと思ってます笑笑
詰めの甘さっ💦笑笑

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#和歌山パン屋