パワー99ジェスカイの隆盛➕パワー99MO大会「青春ごりら」参加レポート
パワー99とは
マジック・ザ・ギャザリング (MTG) の非公式フォーマットでいろいろ細かいことを省くと、レガシーリーガルかつ使用可能期間内にWisdom Guild (wisdom-guild.net)のトリム平均価格が100円以下になっレア、神話レアのカードのみが使用可能な構築フォーマット。
細かいルールについては以下のmtgwikiのパワー99のページを確認してみてほしい。
https://w.atwiki.jp/power99/
森の目覚め解禁
4月24日《森の目覚め》解禁された。
3月あたりから100〜105円あたりをずっと浮き沈みを繰り返しており、使いたさのあまりパワー99リーガルにするため価格操作にも挑戦したカードだ。
これによりパワー99でジェスカイの隆盛コンボの主要パーツが揃ったといえる。
デッキリスト
青緑を主軸にし土地サーチで色マナを用意し呪文バウンスで時間を稼ぎ隆盛コンボを目指していくことを目標とした。
・コンボパーツ
《森の目覚め》は今パイオニアの隆盛コンボで主流のエムリー型が台頭する前のキーパーツ。《ジェスカイの隆盛》が場に出ている状態で《森の目覚め》を唱え軽量呪文を唱えることででルーティング、土地アンタップ、パンプアップを繰り返す。
また、手札の要求値は高いが《ラノワールの壌土語り》のおかげで《森の目覚め》が引けていなくても隆盛コンボを始めることが可能になっている。
・土地サーチ
マナ基板の安定に貢献してくれる2枚。
パワー99での4cは色事故が心配でちょっと尻込みしてしまうが、この2枚が不安を払拭してくれる。
《花粉の分析》は序盤の土地をサーチ以外にも追加コストの証拠収集8で出来事持ちクリーチャーをサーチできるので、隆盛コンボの種にしつつ次の出来事持ちクリーチャーをサーチし更にコンボを継続できる。
・クリーチャー
呪文枠とブロッカーを両立する貴重な2枚。
《好奇心の神童、ケラン》は序盤マナ加速、中盤は優秀なブロッカー、終盤はコンボの種とドローに変換できるいつ引いてきても嬉しいクリーチャーだ。
《願いのフェイ》は黒系のデッキに採用されるぶっこぬき系カードの対策としてサイドにキーカードを落とした時の回収用、またケランと同様に隆盛コンボの種として採用。
・リソース回収
《銀の精査》はマナ拘束がややきついがコンボ中に引ければ溢れたマナで手札を補充しつつさらにコンボを継続できる。
《伝承の収集者、タミヨウ》はキーカードを探したり、コンボ中では軽量呪文の回収など多くの場面で活躍してくれる。
・サイドボード
主に早いデッキに対して《万全＋番人》、《複数の選択》を入れて時間を稼ぐ。リストではクリーチャー除去と手札入れ替えのために《ミシュラの命令》と手札捨てる機会が多いかもで《ドレイクの安息地》を入れているが赤マナが出づらいのとマナコストが重いため《待機》に変更した方が良いかもしれない。
第1回青春ごりら 結果
・1ラウンド目 エスパーPW 〇〇
1戦目はお互いにキーカードが引けずドローゴーをし続ける展開に。先にコンボパーツが揃ったこちらがジェスカイコンボを通して勝利。
2戦目はお相手の《ウルザ、タイタンズを組織する》からもりもりPWが飛びだし《有角の湖鯨》に《真面目な訪問者、ソリン》の絆魂をつけられ圧倒的なライフ差に。クリーチャーが全員寝た状態でターンをもらい、ジェスカイコンボでガチャガチャして勝利。
・2ラウンド目 客室係明日の瞥見 ✖️〇✖️
1戦目は《悪魔的な客室係》と《教導ゴブリン》の早さに押し切られてしまい敗北。
2戦目は2ターン目《ラノワールの壌土語り》、3ターン目《ジェスカイの隆盛》設置、4ターン目で壌土語りで土地クリーチャー化して見切り発車でジェスカイコンボ始動。手札入れ替えと《銀の精査》でコンボを繋げて勝利。
3戦目は初手で2色しか出ないが占術土地で何とかなるだろとキープ。《明日の瞥見》と《悪魔的な客室係》両方の軸で攻められ対応しきれず敗北。
・3ラウンド目 5c爆発 〇〇
1戦目は《自立型組立工》で残り6点までライフを詰められるも《好奇心の神童、ケラン》の攻撃時にアーティファクト破壊が活躍し時間を稼ぐ。稼いだ時間でコンボパーツを探しジェスカイコンボをガチャガチャして勝利。
2戦目は《世界の荒廃》で土地を破壊されるも、《伝承の収集者、タミヨウ》のマイナス能力で赤マナを確保し色事故を回避。《ジェスカイの隆盛》を置いてターンを返したところお相手投了。
感想
まず主催の方、対戦してくださった方に感謝を。
全3試合で勝てた試合は大体ジェスカイコンボを決めて勝てたので満足だった。特に2試合目は結果は負けではあるが先手4ターンキルができたのは非常に嬉しかった。
「青春ごりら」は毎週水曜日に開催予定らしいのでパワー99でデッキ作ってみたけど回す機会がないと言うような人には絶好のデッキを試す場所になると思われる。次、大会も告知されているので機会があれば参加してほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？