皆神山にある例の看板全文
長野県長野市松代に存在する謎の山、皆神山。
周囲の山地から切り離されてポツンとそびえるその姿から、実は人工の山、つまりピラミッドなのではという噂もあります。
実は、そんな皆神山の参拝者駐車場には、皆神山の正体を詳らかに記した看板があります。
これがオカルト・都市伝説好きには実に興味深い内容だったので、これはぜひとも紹介したいと考え、かすれた文字を一生懸命読み取って以下に記しました(一部個人的に読み方が難しかった部分にフリガナを書いています。)。
ーーーここから看板全文ーーー
世界最大で最古の皆神山ピラミッド
●皆神山の造山方式はエジプトのピラミッドのように人の労力ではなく初歩的な重力制御技法(部分的干渉波動の抑圧)により、当時長野盆地が遊水湖沼(最後のウルム氷期の終末期で東・南信の氷解水による)となっておりその岸のゴロタ石等堆積土砂石を浮揚させ空間移動させるといったダイナミックな方法でした。(従って現在でも皆神山山塊だけが非常に軽く負の重力異常塊となっています。)
●この皆神山の盛土的山塊が自重により不均衡凝縮=ねじれ摩擦現象=起電=電流発生といったダイナモ機能山塊となり、電磁波が生じこの磁力と重力制御(反重力)により物体(電磁反発飛昇体)が垂直に離着陸するようになったのです。古文書に出てくる《天の羅摩船(アマノカガミブネ)》等がこの飛行体です。
謎の皆神山ピラミッド物語
●皆神山は、古い古墳時代や弥生時代更に遡っての縄文時代やエジプト・インダス・黄河・シュメール各文明よりずっと古い、今から2~3万年前(浅間山・焼岳ができたころ。飯縄・妙高・富士は約九千年前。)の超古代ともいうべき遠い旧石器の時代に造られました。(人口造山=ピラミッド、ピラミッドはギリシャ語源で三角形のパンの意。)
●この皆神山を造った人間は、古事記に出てくる須佐之男命(自然主義的な科学技術者の集団の総称)で現代科学とは全く異質ではるかに優れた高い知的能力をもつ人類でした。(旧人ネアンデルタール人系)
●では、何のために造ったかというと、墳墓ではなく地球上の各地や、宇宙空間への航行基地として造られたのです。
皆神山ピラミッドの祭神は知力・体力の神
●超太古の宇宙航行基地である皆神山の祭神は従って高度の知的能力集団でみんな宇宙航行や宇宙基地に関係する次の四神です。
・熊野出速雄命
宇宙船《天の羅摩船》等の航行の技術・管理を引き継いだ最後の集団で、北信地方の開拓祖神
・少名毘古那神
宇宙船で皆神山航行基地を離着した大国主命の参謀集団
・泉津事解男神(ヨモツコトワカオノカミ)
皆神山航行基地をはじめ…全宇宙基地を管理した集団
・速玉男神
地球周回軌道の人工衛星(宇宙航行の中継基地)の技術者の集団
●このように皆神山は、神々が活躍した基地であり、宇宙船で現れたり姿を消したりしたので自然人たちは神聖な山=高天ガ原として崇め、後世に伝えたものです。
ーーーここまでーーー
いかがでしょうか。長いので要約すると、
①皆神山は重力制御技法で作られたピラミッドです。
②なんやかんやで電磁波が発生していて天の羅摩船=UFOの発着基地になっています。
③皆神山はシュメール文明よりずっと前に造られました。
④作ったのはスサノオと呼ばれたネアンデルタール人系の技術者集団です。
⑤使用用途は宇宙船の発着基地です。
⑥皆神山に祭られているのはその宇宙船の発着基地に関わる技術者集団です。
これが事実なら世界史がひっくり返るというか、根底から否定されるというか、とにかくとんでもないことになります。
しかし信じがたいことに、このトンデモな内容を裏付けるような事実や噂も存在するのです。その一つが
松代群発地震
松代群発地震とは、1965年から5年以上に亘って発生した皆神山周辺を震源地とする地震のことです。その回数はなんと70万回以上。有感地震だけでも6万回を超えたと言われ、あまりに揺れるのでノイローゼになった人もいたとか。
さて、この松代群発地震ですが、原因は地下水やマグマの影響と言われています。ただ、オカルト好きとして推したいのは、皆神山空洞説です。
皆神山の内部は空洞になっており、何らかの基地として使用されたがために地震が頻発した。
そう考えると、看板に書かれた「宇宙空間への航行基地として造られた」という記述と親和性を帯びてきます。
実際、皆神山周辺はUFOの目撃情報が多いとも言われており、それは「天の羅摩船」の記述とも一致してきます。
このように事実と幻想が結びつく場所、それが皆神山なのです。
他にも皆神山には、謎の発光現象の目撃証言の存在、第二次世界大戦時に松代大本営として一部使用されたという事実、中腹の岩戸神社にある洞窟の存在、ヱヴァンゲリオンにおいて第二新東京市とされた場所であるということ等々、様々なエピソードがあります。
これらは全て、皆神山が空洞であり、何らかの基地機能を備えているという噂を補強する話であり、真実はどうあれ、いかにこの皆神山がミステリアスで魅力的で、それ故に人々に愛されてきた場所であるかということを示す証左であるとも言えます。
最後に、日本には他にもピラミッドとされた山があるので、知っている限りの場所を書き連ねて終わりにしたいと思います。
靄山(青森県)
黒又山(クロマンタ)(青森県)
三輪山(奈良県)
比婆山(島根県)
葦嶽山(広島県)
私が知る限りでもこれだけピラミッドと噂される山があります。
ゲーム『九龍妖魔学園記』の登場人物、七瀬月魅ちゃんも以下のように言っていました。
「酒井勝軍氏いわく、ピラミッドの発祥は日本であり、エジプトでは適した山がないため石を積み上げた。」
※酒井勝軍氏とは、日ユ同祖論の草分け的存在であり、実在の人物です。氏の著書の一部は国会図書館のデジタルコレクションで閲覧できるので、都市伝説好きは読んでおいて損はありません。
世界最古級の文明の一つ、エジプト文明の象徴とも言えるピラミッド、そのピラミッドが日本発祥であるとすれば、文明の発祥そのものが日本であった可能性も考えられます。
それはつまり、世界史の教科書で最古の文明とされるシュメール文明をさらに遡る文明が存在したということです。
シュメール文明を築いたシュメール人とは、東方から現れていきなり高度文明を築き上げた根拠地不明の民族。シュメール人がやってきた東方とは一体どこ指すのか。
私はそれが東の果ての地、日本だったのではないかというロマン溢れる説が大好きです。