人が黄金に惹かれるのはアヌンナキの仕業?
2020年2月17日現在、金1グラムの値段は6000円を越えている。
1グラムと言うと1円玉と同じ重さだ。うっかり肩に乗っていても気付かないレベルだ。
それに6000円。
何故、これほどの価値があるのか。
金がレアであることは分かる。レア故に価値があることも分かる。
しかし、私達はもっと根本的な部分で金に惹かれてはいないか。
↑これを見てどう感じただろうか。
喉から手が出る感覚を感じているのではないだろうか。
「うわ!珍しいから欲しい!」とはならないはずだ。
本能的に欲するのが普通だろう。
エジプトのミイラの副葬品には黄金が沢山使われたし、日本は『東方見聞録』で黄金の国と紹介され、それが大航海時代の呼び水となった。
南米における伝説の理想郷、エルドラドの別名は黄金郷だ。
例をあげれば枚挙にいとまがないが、
とにかく何だか凄そうなものは金でできている。
それが大昔からの決まりなのである。
私達の本能には、金を求める欲求がプログラミングされているのではないか。
都市伝説好きの人達にはよく知られた話だが、シュメールの神アヌンナキによる人類創造説はだいたい以下のように語られる。
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アヌンナキの母星ニビルでは、大気が薄くなったことで宇宙線が降り注ぎ、アヌンナキ達の生存が脅かされていた。
そこでアヌンナキは、放射線を吸収する作用がある金を粉末にして大気中に散布し、宇宙線を防ごうと考えた。しかし、ニビルの金だけでは足りない。
ならば金を探しに行こう!そして辿り着いたのが地球である。
最初は頑張って自分達で金を採掘していたアヌンナキだが、重労働なのでボス(エンキ)に対して反乱を起こし始める。
困ったエンキは良いことを思い付く。地球にいる生物にアヌンナキの遺伝子を混ぜこんで知性を与えれば労働力になるやん!
何度か失敗を繰り返し、アヌンナキ達は遂に人類を生み出すことに成功する。
人類に金を採掘させ、いい具合になったところで丁度大洪水が来る。アヌンナキ達は良い機会だと考え、地球を脱出して用無しの人類をそのまま滅ぼそうとした。しかし、エンキは人類に思い入れがあるので何とか一部を助けた。
生き残ってしまったのなら仕方ない。アヌンナキは人類を有効活用するために文明復興プロジェクトを開始。そして世界史へ…。
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あくまで都市伝説だし諸説あると思うので細かい間違いは御勘弁いただきたいが、大筋はこんなところであろう。
ここで気になるのが、人類に金を採掘させたと言う点だ。
例えば人間は、鵜に魚を採らせたり、豚にトリュフを掘らせたりする。
それは鵜が魚を食べたいからであり、豚がトリュフの香りを好むからである。
効率が良いのだ。
アヌンナキも同じことを考えたに違いない。
せっかく遺伝子操作までして人類を作るなら、金を欲するように本能に組み込んでしまえば良い。
これが私達人類が金を好む理由だ。
アヌンナキが去った後も、人類は金を崇めて文明を発達させてきた。
食べ物にもならない金ごときに人類は振り回されてきたのだ。
ベツレヘムの星が輝き、東方の三賢者、つまりマギは、ユダヤ人の王の誕生を知る。
マギたる者、カスパール、バルタザール、メルキオールは、星の導きに誘われ、ある赤子に出会い、その子に贈り物を捧げた。
その赤子こそが、後のイエス・キリストである。
イエス・キリストに送られたのは、
乳香、没薬、そして、
黄金だ。
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